こんにちは、夏になって特に虫の多さに悩まされている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
窓を開けないと空気が悪く、かといって開け続けると虫が好き放題入ってくる感じ、何とも夏という感じが致しますが正直虫が嫌いなので風流さよりも嫌悪感が勝っております。
しばらく使っていなかったのですが、虫に使う電気ラケット的なアレを買おうかと検討しております。
さてそれは兎も角。今回は私の大好きな漫画作品の一つを御紹介させて頂きたいと思います。かなり有名なタイトルなので読まれたことのある方もいらっしゃると思いますし、読まれたことが無くてもタイトル名は御存知の方は多いことと思います。
『あずまんが大王』
原作は『月刊コミック電撃大王』さんにて連載されておりました漫画作品になります。作者はあずまきよひこさんで、現在は『よつばと!』という漫画を連載されております。こちらを御存知の方は多いのではないでしょうか。少しばかり休載が多いので単行本発売ペースが遅いのが残念なのですが、それは仕方ないですね。
さてそれは置いておいて。では『あずまんが大王』という作品についてですが……特にこれといって壮大なお話があるわけではありません。
ある高校を舞台にしたお話で、主な登場人物は女子高生……という今でいうところの【日常物】にあたる感じでしょうか。女の子が集まってだらだらと過ごしたり日常をただ過ごす、というものですね。私の大好きな『KRコミックス』にもそういった作品は多く見受けられます。
この作品は基本的に四コマ漫画形式で進み、学校で良くある行事や日常などを三年間分描かれているので、全4巻を読み切ると、何だかそのキャラクター達と高校生活を共に過ごしたかのような気持ちになります。私も実際そうでした。
さてではまずキャラクターの御紹介から……としたいところですが、割と登場人物は多いので一部だけ御紹介を。
小学校から飛び級をしてきた「美浜ちよ」という少女ですが、初めてこのキャラクターを見たときは物凄いインパクトがありました。そして更にアニメ化(Web版後の短編劇場版やアニメ化)された時の声を聴いた瞬間「!?」となりました。
そう、今ではバラエティなどでも良く拝見する「金田朋子」さんが声優をされておりました。一瞬で耳に残り、それから本人のキャラクターも相まってファンとなってしまいました。演じられたちよちゃんも勿論好きです。
ただ個人的にこの作中で一番好きなのは「大阪」というキャラクターです。いえ、厳密にはというか本名は「春日歩(かすがあゆむ)」なのですが、序盤の方で「滝野智」というキャラクターに「あだ名大阪! 大阪から来たから」という安直な理由で「大阪」と呼ばれ始め、すっかりそれが定着してしまいます。
何が恐ろしいかというと、定着するのはクラスメイトだけではなく読者も、というところですね。恐らく初めてアニメを全て視聴を終えるか、漫画を全巻読み終えた頃に「大阪」の本名を問われても半分くらいの方は答えられないのではないでしょうか。
え、私は大好きなキャラクターだったので大丈夫でしたよ大丈夫大丈夫でした(震え声)
あと色々と良いエピソードはあるのですが、まだこの作品に触れられていない方に新鮮な気持ちで体験して頂きたいので控えておこうと思います。ただ一つ個人的な感想を言わせて頂けるならば「大阪はめちゃくちゃ可愛い」ということですね、はい。
ちなみに先程原作は全4巻と述べましたが、新装版も発売されており、そちらは【1年生】【2年生】……という風に巻数が分かれており、そちらは全3巻になります。
ただ、新装版といってもただ表紙が変わったとか若干修正が入ったとか、そんな生ぬるいものではありません。
かなりの量の加筆修正、そしてそもそも描き直しという凄いことになっておりますので、興味がある方は7冊全て購入して頂ければと思います。ちなみに新装版の方は絵柄が若干『よつばと!』寄りになっているなあ、と感じました。どちらも好きなので二度楽しめて良いです。
ではここからは少しアニメのお話を……と思いましたが、何だか長くなりそうなので今回はここまでで。また来週御紹介させて頂きたいと思います。別にシュークリーム分が不足してきた訳ではありませんので邪推は駄目ですよ。
それではまた来週もお願い致します~。