お待たせしました、ジュニア模型コンテスト3の結果発表です。
とにかく作品をご覧ください!
今回の優勝は・・・・。
『クワトロ・バジーナ専用ジ・オ』
製作者:えぐちむさし君(10才)
きれいなシャンパン・ゴールドに塗られたジ・オです。
しかも、クワトロ機だからと言うことで愛機 百式が使用したメガバズーカランチャーを肩に担いでいるという大迫力。
むさし君は、どうやればきれいな金色に塗れるかなどをメタルボックススタッフに聞きに来てくれたりととても研究熱心でした。
その成果が出たのか努力が報われたのか、スタッフが見てもビックリするくらいの美しさで仕上げてきました。
これだけムラがない塗装は、やったからといってなかなかできるものではないのですよ?。
今回の優勝賞品はHGUC ニューガンダムでした。
おめでとうございます!!
第2位『ロケットシステム付きのサイサリス』
製作者:やまぐちまさと君(10才)
ガンダム試作2号機サイサリスを筆塗りで全塗装。
トップコートで筆ムラを消したり、全身に程よいバランスで戦闘を行ったかのような汚れや傷を再現していて、非常にテクニカルな製作を行っています。
第3位『J・ライデン専用旧ザク』
製作者:かやまそうま君(12才)
さり気にザクIIのスパイクアーマーを移植して、ジョニーライデン機の特徴であるパーソナルカラー塗装を筆塗りで再現。
筆ムラの荒々しいタッチも最初から狙っているあたりがスゴイです。
さらにプラモデルにカッターなどで実戦さながらの傷をつけているあたりは、その昔、川口名人たちが世のモデラーに見せてくれた作例のようです。
以下、参加エントリー順にご紹介します。
『激戦の中のガンダム』
製作者:とうましりゅう君(12才)
実際に火を使ってシールドにビームを受けたような跡をつけるなど、これまた工夫されています。
最近はなかなかこういう作風に出会わなくなったのでかえって新鮮ですね。
(火を使うときは、必ず大人にみてもらいましょう)
『ガンダム5号機』
製作者:かわもとだいち君(12才)
マスターグレードという難易度が高いキットに挑戦してくれました。
デカールやインレタにも挑戦していて、はがれた感じがかえって使い込まれた実機ようにみえます。
『ヴァーチェ・チホンガムモード』
製作者:かやまちほちゃん(3才)
コンテスト常連の3才の女の子の驚愕の作品(笑)
お父さんと一緒にワイワイとつくって、ガンダムマーカーでのワンポイント塗装やラインストーン貼り、ビーム表現の銀紙をペットボトルに詰めたりをちゃんと自分でやったそうです。
ちなみにJは彼女の作品の大ファンだったりします。
『パラス・アテネ』
製作者:おがたかずま君(11才)
筆塗りで全塗装されています。
この作品も惜しくも入賞は果たせませんでしたが、カラーバランスのセンスは相当良いです。
オリジナルでこういう配色はできない人はいつまで経ってもできないものです。
店長もまさか「あのモーターヘッドのこと知ってるんかなぁ・・・」とつぶやいていました。
『ダーク・パラス』
製作者:やまもとゆうき君(10才)
これもオリジナルカラーで塗られたパラス・アテネ。
上のパラス・アテネと同等に配色のセンスが光ります。
偶然にも(?)2機のパラス・アテネが集まり、その2機の配色センスが光っているという奇跡。
次回作も楽しみです。
『黒い三連星アッガイ』
製作者:いりふねこうとく君(13才)
アッガイを黒い三連星仕様に塗装するというアイデアは面白いです。
その場にいた大人たちからは、「自分なら思いつきもしない・・・」と驚きの声が多く聞かれました。
口のダクトパーツを持ってくる寸前になくしたとのことで、残念です。
『ねらいを定めているヴァーチェ』
製作者:やまもとだいき君(12才)
スプレーや筆塗りなどいろいろな技術を駆使して広い面積が全塗装されています。
もともと大ボリュームのヴァーチェのキットの中から最も大きい1/100スケールをチョイスしてスタンドで浮かすというなんとも存在感のある作品です。
肩のパーニアからは、綿で排気煙を再現するなど見せる工夫をしています。
『ヘイズルカスタムフライルーアーム』
製作者:あきたさとみ君(9才)
ヘイズルにギャプランのバインダーなどを移植するなどオリジナルデザインに工夫されています。
シルバーやゴールドなど派手な配色にするなど個性的です。
たくさんのご参加ありがとうございました。
今回で3回目のジュニアコンテストなのですが、コツをつかんできたのかみんなメキメキと作品が巧くなっています。
これは、ほんとに大人もうかうかしてられません・・・いや、むしろ負けてるかも・・・いや、ほんとに。
いつの時代も、昔に比べて子供はいろいろできなくなってきているとよく言われますが、一生懸命にモノ作りに取り組む彼らをみていると将来が楽しみな子供達もちゃんといることを再認識させられます。
そして、熱気冷めやらぬ中、次回、「ジュニア模型コンテスト4」の内容もイベント当日に発表されましたよ。
早速、参加してくれたみんなは次のコンテストに向けて準備に取り掛かっているようです。
残念ながら、今回都合で参加できなかった人も次回コンテストに参加して、ぜひ優勝目指して頑張ってください!
詳細は店頭やホームページで近日発表予定です。
だんだん参加者もギャラリーも増えてますます盛況になってきているメタルボックスイベントですが、来月も再来月もビシバシ イベントやりますよ!!!
イベント参加などを目標に模型作りのモチベーションを上げるのも一つの方法だと思います。
参加してくれたみんなの表情は本当に活き活きとしているので、「作る人を応援するお店」メタルボックス スタッフ一同もうれしいです。
さてさて、メタルボックスもオープンして早一年。
1stアニバーサリー記念としてこれまたいろいろ企画していますのでこちらも店頭ポスターやこのホームページで要チェックですよ?。