こんにちは、気が付けばそろそろ11月もあと数日。今年最後の月が目と鼻の先になって参りました。
早いですね……皆様は今年何をしていたか覚えておりますか? 私は何となくでしか覚えてないです。記憶力にスキル振りしていないので、きっと来年もまたこの時期に同じようなことを書いていることでしょう。
さてそれは兎も角、いつもゲームの話題ばかりなので今回は漫画の話題でもしていこうかと思います。最近読んで特に面白かったものを二作品ほど。
『見える子ちゃん』(作者:泉朝樹さん)
Twitterをされている方ならもしかしたら一度くらいは見かけたことがあるかもしれません。Twitterで発表してかなり話題になった後、ComicWalkerさんにて連載作品となったようです。
内容としましては表紙の女子高生(四谷みこ)が主人公なのですが、突然『見える』体質になってしまいます。
何が見えるかというと、幽霊のようなもの……なのですが幽霊と呼ぶには余りにその存在感が強烈でどちらかというと化物と呼んだ方がしっくりくるかもしれません。可愛らしい登場キャラクター達と見事な対比になっております。
そのヤバイ存在達に怯えつつ『見えている』ということをそれらに悟られないように日々生活をする彼女のお話になります。
なのでホラーが苦手な人というか化物描写が苦手な人には怖いかもしれませんが、お話がかなり面白いのできっとそこまで気にはならないと思います。
お話が始まってしばらくは同じような内容が続いていくのですが、新キャラが登場すればするほど先が気になるストーリーになっており、飽きさせない展開となっております。主人公であるみこの心情の変化などにも注目して読んで頂ければと思います。
現在四巻まで発売しておりますので、興味のある方は是非。試し読みも出来ますのでそちらから入ってみるのも良いかもしれません。
『保安官エヴァンスの嘘 〜DEAD OR LOVE〜』(作者:栗山ミヅキさん)
週刊少年サンデーさんにて連載中の漫画作品となります。週刊誌なので単行本の発売速度も早めなのが嬉しいですね。
さて今作品は西の荒野のお話、つまり西部劇に近いお話になっております。犯罪者が出るのは日常茶飯事で、それを取り締まる保安官達も居ます。その保安官の中でも特に一流の腕前を持つエルモア・エヴァンスという表紙中央の彼が主人公となっております。
銃の腕前に長け、クールに犯罪者達を捕まえていく姿が映えるのですが、その行動原理となっているのは『モテたい』という気持ちで、内心自分の行動に一喜一憂したりするコミカルな姿があるのですが、運良く周囲にはその姿は見られないので彼の評価は上がる一方です。
ヒロインであるオークレイという賞金稼ぎの女性(表紙中央上)が登場するのですが、彼女もまた銃の腕前がすごくエヴァンスのことを気にかけている……というよりも恋愛対象として気になっているのですが、エヴァンスの方から言ってくるのなら……というスタンスです。
同じくエヴァンスもオークレイのことが気になっているのですが、彼女と同様に向こうが告白するのなら……という気持ちです。まるで『かぐや様は告らせたい』にも少し似た関係性なので、そちらの作品が好きな方はきっとハマることと思います。
この作品は基本的に一話完結(たまに数話続く)が多いので、そのお話の中で綺麗に終わるのでかなり読んでいてすっきりしますね。特に主人公であるエヴァンスは努力していても運なのか容量なのかが悪くなかなか女性とお近づきになれない反面、オークレイの評価がどんどん上がっていく展開が多くかなり見ていて面白いです。
エヴァンスにモテる方法を教える父親の回想が特にこの作品の魅力を引き出しているので、そちらも是非じっくり見て頂ければと思います。
現在13巻まで発売されておりますが、読んでいるとかなり一瞬に思えると思うので是非読んで頂ければと思います。
……という感じですね。また面白い漫画があれば御紹介していきたいと思います。
それでは今回はこの辺で。また次回お会い致しましょう~。