8月7日から13日にかけて行われていたジュニア模型教室が終了となりました。
参加者は2名と少なめでしたがその分というべきか、びらっちよりも上手な子供たちばかりでした。
今回のジュニア模型教室の目的はディオラマ作成で2人が選んだキットはHGUC MS-06S シャア専用ザクとHGUC MS-06Fz ザクII改とくしくもザクの競演となりました。
1日目はHGUCの作成の時間だったのですが、すでにいくつもプラモデルを作成済みの2人にしてみれば楽勝のようで、万一完成しなければお家に持ち帰っての宿題にと考えていた大人を尻目に完成させてしまいました。なので2人とも余裕での写真撮影です。
しかーし、今回の本番はこれからです!2日目はいよいよディオラマ作成に突入です。
まずは、考えてきてもらった自分の作りたいイメージを実際にベースとなる発泡スチロールの板と1日目で作ったプラモを使って形にしてもらいそのイメージにあわせて加工していきます。メタルボックス模型コンテスト、ガンプラ部門にて優勝されました、カマエさんにご協力いただきましてディオラマの作成開始となりましたが、さすがに2人ともディオラマ作成の経験はほとんどないとのことでぎこちない手つきでベースとなる発泡スチロールを削ったりしておりました。もっとも最終的には自らやりやすいように工夫したりしてさすが普段からプラモを作っているだけのことはあるなぁと感心させられてしまいました。
発泡スチロールを削り起伏をつけイメージどおりに加工し終えたら、次はそれを砂漠の風景に見えるよう加工していきます。今回使用したのはシナリープラスターという主に鉄道模型に使われる商品です。
これを水に溶かして表面に塗っていくのですが、今回はカマエさんのアドバイスにより時間の短縮も兼ねて塗料をまぜて塗ることに。そして、表面にまんべんなく塗り終えたら乾いた後に不自然にならないよう、半乾き状態のベースに不要なヨゴレが付かないように設置面にクレラップをしたプラモを乗せて2日目は終了です。
運命の最終日。とはいえもうすでに上に乗せるプラモもベースも完成していますので、後はプラモに砂漠ベースに合うよう汚しを入れて形を整え、組み合わせれば完成です。
始まる前までは、3日間では完成させるのは難しいのではないだろうかと思っていたのですが2人ともきっちりと完成させました。しかもただ完成させるのではなく大人が見ても感心させられてしまうぐらい上手に出来ていました。
駆け足の数日間でしたが、私自身も楽しかっただけでなく非常に勉強になりました。また来年もやりたいと思いますのでその際には今回参加していただいた皆様、残念ながら参加できなかった方々もよろしくお願いいたします。
最後に全面的にご協力いただきましたカマエさんおかげさまで無事に終了することが出来ました、ありがとうございます。