こんにちは!
某国際的スポーツイベントに乗り切れない、お盆にやることがない、そういう方々のために個人的おすすめ映画を一つ紹介しようと思います。
というわけでこちら、『クローバーフィールド/HAKAISHA』でございます。
怪獣特撮に明るい方はご存じでしょうか。
一言で言うならファウンド・フッテージ形式(未編集の映像を第三者が発見し、公開するというフィクションの形式)のモンスターパニック映画なんですが、皆さん一度は特撮でこう思ったことはないでしょうか?
「怪獣が暴れている町で一般市民はどうなってるのか?」
この映画ではそれが楽しめるわけです。それだけで一回は観る価値があると思います。
ニューヨークを舞台に、主人公たちが栄転祝いでビデオを回しながらパーティーをしているところから始まります。
突如町で爆発が起き、避難する中で響き渡る謎の鳴き声とうごめくビル並みの大きな影。突然自由の女神の首が大通りに吹っ飛んでくるなどまさに町は大パニック。
そして町に米軍が現れ、戦闘が始まります。その中で主人公たちは四足で歩く巨大な怪獣の姿を目の当たりにし、酷く混乱します。郊外に逃げようとした時、主人公はまだマンションにいる恋人から助けを求める電話を受け、戦闘真っただ中の町の中心部へ向かうことにします。
主人公たちがこの後どうなるのか…は実際に観ていただきたいです。
ファウンド・フッテージならば『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『REC』などがありますが、等身大の恐怖を越え、怪獣物でこの形式を採用するのは中々意欲的だと思います。
また、各所でゴジラのオマージュ要素が見られます(個人的感想)。
例えば怪獣に付着した虫が兵士や人々を襲うシーンがあるのですが、「これどう考えても84年ゴジラのショッキラスだろ!」みたいな。
他にも日本に関する要素がいくつかあり、リスペクト精神を感じずにはいられません。
続編もありますがそれはまた別の機会にでも。
それではまたこんど!