本日はシタデルカラーを使用してガンプラを手軽に塗装してみようと思います。
お題はオリジン版ガンタンク。素組みの状態でも設定どおりなのですがいかんせんグレーグレーしすぎている印象です。
今回はメカ部分の塗装をしてみます。
ガンタンクの目立つメカ部分は肩のキャノン砲とバックパックですので、ここに金属感を足していきたいと思います。
まずは銀色。
シタデルカラーレイヤー22-59IRONBREAKERを使用します。レイヤーとはシタデルカラーにおいての上塗り塗料のことを指すようです。普通に筆塗りするよりほんの少しだけ、筆に含ませる塗料の量を少なくしてラフに塗っていきます。
塗りあがりました。
とてもラフです。エッジ中心にかすらせるようにはしますが、面の中心もにランダムに塗っていきます。
このままでは色味が足りないので焼けたような、すすけたような雰囲気を目指してみます。
シタデルシェイドの24-02FUEGAN ORANGEおよび24-05DRAKENHOF NIGHTSHADEを使ってみます。シェイドとは影にあたる色なのですが、中身はシャバシャバのクリアー塗料です。
まずはFUEGAN ORANGEを塗っていきます。
銀のところ、成型色のところ、これもランダムに塗っていきます。バーニアなどでよく見るオレンジ焼けのイメージです。
次にDRAKENHOF NIGHTSHADEを塗ります。
銀、成型色、オレンジのところに塩梅を見ながら塗っていきます。暗めのクリアーブルーなので焼けというよりも重さを出したいところに使うと効果的に感じます。
ガンタンクの砲にはスライドギミック付のシリンダーがあるので、アクセントにゴールドとシルバーで塗りわけてみようと思います。
レイヤーの22-71LIBERATOR GOLDと先ほどの22-59IRONBREAKERを使用します。
ザザっと塗ってみました。金の色味が思ったより薄かったものの、主張しすぎないようなので良しとします。
そしてオレンジやブルーでカラフルになったキャノン砲全体のトーンを落とします。
シタデルシェイドの24-12NULN OILを使用します。シャバシャバのクリアーブラックで非常に使い勝手のいい塗料です。とりあえずあると便利な1本です。
大きめの平筆で全体に塗っていきます。
これでも黒味が足りないと思ったらさらに塗り重ねるか、部分的に黒の塗料をあらかじめ塗るのもいいかと思います。
ひとまず塗りあがったので、つや消しを吹いてメカ部分の塗装は終了とします。
どの塗料もすぐに乾燥するので、ほとんど待ち時間なく作業を進めることができるかと思います。今回は写真を撮りながらですが、乾燥ブースを使わずに2時間弱ほどで塗りあがりました。
次回はガンタンク本体の追加塗装をしてみたいと思います。