月曜日のガンタンクはメカ部分を塗装したので、今日は本体の部分塗装をしたいと思います。
こちらが素組みのガンタンクです。プラモのパッケージイラストでは輪郭が黒で描かれていたので、チッピングも兼ねて再現してみます。
使用する色はベースの21-25ABADON BLACKです。ごく普通のつや消しブラックに相当します。シタデルカラーの中ではもっともよく売れている色じゃないでしょうか?
これを本体の輪郭に撫でつけていきます。
重力方向のタテにかすらせるとよい雰囲気になる気がします。
・・・がちょっとやりすぎてクドイ印象になってしまいました。
そこで燃料用アルコールを使います。
今回もお世話になります。綿棒にとり、はみ出した部分を撫でて余計なブラックを取り除きます。
ふき取った状態がこちらです。
ラッカー系と違って「溶かし落とす」のではなく、物理的に塗料がはがれ落ちていきます。
さらに前回使用したクリアーブラックことシタデルシェイドの24-12NULN OILを大きな平筆で全体に塗り伸ばします。
本体のトーンが一段落ちました。腕の一部に脂がついていたのか、塗料が弾かれてしまいましたが今回は気にしません。キャタピラにもNULN OILでスミイレのように一層塗っています。
このままではあまりに黒とグレーなので茶味を加えてみます。
使用するのはシタデルシェイドの24-09SERAPHIM SEPIAです。ありていにいってクリアーブラウンです。NULN OIL同様、使い勝手のよい塗料です。
オイル垂れのような、サビのような、色味の足りないところにタテ方向にスーッと線を引いていきます。スケールモデルを作る方に聞くと詳しく教えてくれると思いますが、ここは雰囲気重視で気楽に塗っていきます。
最後に全体にツヤ消しスプレーを吹いて完成とします。
全体の情報量が増えたので素組みよりかはよくなったのではないかと。輪郭線のチッピングはもう少していねいに塗ってやるとさらに良くなると思います。
履帯がスミイレだけであっさりしているので、メカ部分と同じ塗装をしてもいいかもしれません。数時間でできるので、週末買ったプラモをサクッと完成させるにはちょうどいい作業量でしょうか。
週末ご自宅で塗るのもいいですが、メタルボックスの2F作業スペースではシタデルカラーをお試しいただけるスペースも設けておりますので、せひ活用してみてください。