本日は今週末23日(日)に開催されるイベントの告知です。
ガレージキット販売を経て、マスプロアイテムとして合金TOY化、そしてより裾野の広いプラモデル化までなされた模型業界ビックリのアイテムとして話題のメカトロウィーゴ。そこでお客さま有志によるウィーゴを持ちよって楽しむイベントが企画されました。それが「ウィーゴパーティ2015inMETALBOX」です。
当初ごく普通のワンデーモデリングや模型ミーティング的な感じでゆるやかに進んでいたのですが、このウィーゴの生みの親小林和史氏の多大なご協力により、ご本人が制作された作品を展示させていただけることになりました!
各メーカーさんの完成品TOY展示にもありがたいことに恵まれているのですが、ワンオフモデルやプラモデルの塗装済み完成品を展示させていただくのは滅多にない機会です。
今回は2作品お借りすることができました。そのひとつがこちらです。
1/12ウィーゴです。ワンフェスなどでは小林さんのブースに展示してあったり、トイズアップ!06の表紙モデルにもなったので、ご存知のかたも多いかと思います。小林さんがデータを作成し3Dプリンタで出力したものを仕上げて塗装した、ワンオフのモデルです。
モデラー的に気になったところをピックアップしてみどころをご紹介します。
もともと固定モデルで製作されたそうですが、分割の関係である程度可動します。フレームの塗り方も建機っぽい黒から銀を重ねてシタデルカラーや油彩などを使用する単調に見えない塗り方です。
腹部のダクトはメッシュを仕込んでるようです。全体にいえることですが1/35よりもサイズが格段に大きくなっていますが、ネジモールドやバンパーっぽいディテールの追加のみで表面はウィーゴらしいツルっとした意匠になっています。
文具用品でおなじみのテプラの熱収縮チューブにロゴを印刷し、パイピングとして使用されています。
あとは圧倒的なサイズ感や淡い塗装の色合いなどぜひ実物を見に規定ただければと思います。
つづいてハセガワさんのプラモデル完成品のご紹介です。
発売から数ヶ月経った今もコンスタントに売れ続け、おのおの改造や塗装、写真撮影などを楽しんでおられるハセガワ版ウィーゴ。小林さんは自分の好きなモータースポーツのデカールを貼りこんだ仕上げをされています。塗装のパターンはどこか動物っぽい印象が見受けられます。
ちなみにハセガワ版ウィーゴの一番の鬼門、脚裏の合わせ目の処理ですが・・・
ていねいに処理されていました!モールドを残しながら合わせ目を消すのが難しい場所ですが、やるとやらないでは完成後の見栄えが違いますね!
当日はぜひ皆さんもご自分のウィーゴを持ってきてください。ガレキでもTOYでもプラでも構いません。じゃんけんできるようにツメと口の開閉機構が残っているとベストです。
最後は1/35と1/12との対比。1/35が食べられそうなくらい、ものすごい存在感です。こちらの2作品は当日会場で展示いたしますので実物をぜひご覧になってください。
ウィーゴパーティ2015inMETALBOXの情報はもう1回くらいブログでお知らせできるかと思います。新情報もあると思いますのでSNSだけでなく、メタルボックスブログのチェックもお願いいたします。