本日はアルターさんの新商品忍野忍(おしのしのぶ)のご紹介です。
偽物語に登場するヒロインのひとりがアルターさんから発売されました。1/8スケールかつ女児状態とあって小ぶりではありますが、オプションパーツの豊富さで全体のボリュームはなかなかのものです。
角度を変えて。
ワンピースやスカート、大きな麦わら帽子などの動きのある造型によって肌や衣装、小物が映えて見える印象です。
豊富な差し替えパーツをご紹介。
大きく口が開いた顔とフレンチクルーラー系ドーナツ。
舌を出してニヤリとした表情。麦わら帽子は頭と帽子の内部に仕込まれた磁石で見栄えを損なうことなく着脱可能です。
歯を見せての笑顔とオールドファッション系ドーナツ。ドーナツはかじった跡が造型されています。
アルターさんのフィギュアといえば柔らかなグラデーション塗装。
この忍野忍でも絶妙に淡い塗装がていねいにほどこされています。写真では写りにくいので、ここは実際に見ていただきたいところです。また脚など肌色のパーツは実際にフィギュアを触ったときの感覚が衣装部分と異なっていて、ベビーパウダーのようにサラサラしています。
何かのインタビューで読んだのですが、アルターさんのフィギュアは生産段階でパーティングラインを消す工程があるらしいです。全ての部位ではないとは思いますが、このフィギュアの脚では指先の目立ちにくいところ以外のパーティングラインは消されています。ここまでくるとガレージキットをていねいに作ったのとほとんど遜色ないと言ってもいいかもしれません。おそるべし、アルターさんの品質!
もうひとつ驚きがありました。
大きく口を開いた笑顔パーツですが裏面を見てみると、2パーツほど裏から接続されています。たぶん前歯と口腔内パーツだと思うのですが、ここが別パーツだとマスキングの手間が省けて塗装のはみ出しの心配もなく、安定した品質の商品ができあがるはずです。うーん、アルターさんやっぱりすごい。
だいぶほめちぎってしまいましたが、今さっき在庫を確認したら完売していました・・・。まぁこのクオリティなら納得です。1Fショーケースには展示していますので、ご来店の際はぜひご覧くださいませ。