アルカディアさんより9月にVF-19改ファイヤーバルキリーが発売される予定です。
今回は偶然にも開発中サンプルをお借りすることができましたので、超先行レビューをしたいと思います。
※このレビューは開発サンプルの為実際の商品と異なる場合がありますのでご了承ください。
マクロス7に登場する主人公 熱気バサラの愛機「VF-19改ファイヤーバルキリー」となります。
バトロイド形態。
彩色は濃いめの赤の成形色にゴールドとなっています。
非常に太短い印象の重厚なシルエットで設定画にとても近いイメージで良いプロポーションです。
変形もして動かすには難しいデザインなのですが、カッコいいアクションも可能な可動ギミックが随所に盛り込まれています。
大きく開脚したりすることも可能です。
肩のスピーカーユニットも展開可能。
肩アーマーが独立して跳ね上がるのもバトロイド形態でのポーズの取りやすさを助けてくれている気がします。
ふくらはぎのウエポンベイも展開可能でマイクロミサイルも発射位置に回転します。
劇中でもとっさにミサイルを撃ってしまったバサラがすごく怒った回があったりと印象深いエピソードのギミックも再現可能となります。
複雑に機首を折りたたんだ胴体部分なのですが、カナード翼や下面パネルがパズルのように組み合わさり隙間がありません。
ロボットの胴体としてのソリッド感、一体感がすごいです。
スゴイ設計技術です。
バトロイドからの変形展開中の写真。
どこにどのパーツが納まっているかわからないくらいにパーツが分解されて畳み込まれていますが、変形フレームがしっかりしているので各形態で納まるべきところに納まります。
ガウォーク形態。
VF(YF)?19シリーズのガウォーク形態は腕部の位置が特徴的です。
主翼の上から生えています。
前進翼の主翼基部も構造体が少ないので不安定に見えますが、ロック機構があるのでプラプラしません。
ここでも、肩アーマーが独立して動くところが、良いシルエットになります。
ファイター形態。
前進翼が特徴的な機体です。
じつはバルキリーシリーズでの型番の一ケタ目が9の機体は「前進翼デザイン」+「剣の名称」のペットネームになっています。
VF?9カットラス、VF?19エクスカリバー、VF?29デュランダルがそうなります。
キャノピーは開閉可能。コクピットには熱気バサラ。
バサラは私服とライブ衣装の2種類付属の模様。
ファイター形態となっても、上面パネルに隙間がないので設計のすごさがわかります。
ここも脚部や主翼、肩部などにあるツメのロック機構でとても安定しています。
何カ所かシルエットを良くするためのサポートパーツもあります。
バトロイドの首部のカバー。
太もも裏のカバー。
そして、今回のファイヤーバルキリーにはサウンドブースターがセットになります。
サウンドブースターも飛行形態からドッキング形態に変形します。
ファイター形態へは専用のアタッチメントで固定されます。
バトロイド形態でのスピーカー展開。
内部メカも造形されていてリアルです。
俺の歌をきけーーーー!!!
今回のパッケージには、さらにファイヤーボンバー全員の同スケールフィギュアが付属予定。
デコマスはちょうど中国工場に旅立っているとのことで複製原型でのご紹介。
1/60スケールとなるのでかなり小さいのですが、全員それぞれのキャラクターがあふれている造形となっています。
一体パーツとなるような制約があったからなのでしょうか?ビヒーダがドラムセットであれば、まさにファイヤーボンバーのライブシーンが再現できそうです。
ラジカセ担いでるのも一発でビヒーダとわかりますが・・・
こちらの開発中サンプルのファイヤーバルキリーは現在メタルボックス店内のショーケースで絶賛展示中です。
先ごろ発売されたアルカディアさんのYF?19も並行展示しています。
トライアル機のYF?19と正式採用モデルのカスタム機のVF?19改の似て非なるデザインの違いを見比べてください。
じつは全然別物です・・・・。
関西ではなかなか新製品の発売前展示が見られる機会というのは少ないと思いますので、ファンの方はぜひ見に来てもらえればと思います。
展示期間は7/6頃までとなっていますのでよろしくお願いします!