月別: 2014年9月

バンダイさんより、実写「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-に登場するメカ「98式ＡＶイングラム」がプラモデルで発売されましたのでご紹介します。
パッケージはこんな感じ。

今回は1/48スケールでの商品化です。
だいたい8メートルのロボットなので、組み上がると16,7センチくらいになります。
ＭＧガンダムより頭一つ小さ目なお手頃サイズ。
これは旧キットは1/60、ＭＧは1/35だったのでパトレイバーでは初のスケールになります。

残念ながら、まだ組み上がったものがないので、内容をご紹介するという形になりますが、パッケージ内容はこんな感じです。

パーツ数はそんなに多くなさそうなので作りやすそうです。

胸の桜の代紋は金メッキ処理されています。

気のせいか、黒いパーツでは表面がつや消し処理されているような成形になっています。

このサイズですので、指は可動指。

コクピットも再現されていますので、パイロットの泉野 明も付属。

シタデルカラーとかで良い感じに塗ってあげると楽しそうです。

そして、パトレイバーといえばデザイン的に最大の特徴でもあり、模型的には鬼門でもある関節カバー。
旧キットやＭＧでは軟質素材パーツで再現されていましたが・・・

なんと、初の試みとなるシート状のビニールのような素材が入っています。

説明書を見てみると・・・筒状に加工して、シワのクセをつけてあげてから、関節にかぶせるようです。

軟質素材はゴム質のテンションに負けて、関節が曲がりにくいという弱点がありましたが、これなら！
実際に組み立ててみたらどんな感じになるのか楽しみです。

説明書の写真を見てみると、肩の引き出し機構も手伝ってリボルバーカノンを両手保持したりできています。
このデザインのイングラムなら、重機っぽくしたりマシーネンっぽくしたりと、汚しでスケール感の演出も色々とできそうですので、あまりパトレイバーを知らないユーザにも作ってもらえたら面白そうです。
今月にはメタルボックスの模型イベントで「ノンジャンルコンペ」も開催されますのでぜひ挑戦してみてください。

バンダイさんより聖闘士聖衣神話EX　キグナス氷河（新生青銅聖衣）が発売されていますのでご紹介します。

素体の可動や保持力、聖衣の安定した装着で定評のあるＥＸシリーズでの待望の青銅聖衣です。

表情も全4種、マスク？なしを再現することもできる前髪も付属しています。
クールな男前の氷河らしいです。

展開した翼を装着することも可能です。

聖闘士聖衣神話ＥＸの青銅聖衣にはダメージver.の聖衣も同梱されているので、いつも思いますがこれは2倍お得です。

青銅聖闘士の主役４人といえば、いつも強大な敵に立ち向かっていくので、聖衣がボロボロになっていきます。

何度でも立ち上がって勝利するところが黄金時代のジャンプの王道。

格闘ゲームではないですが、肉体のダメージが蓄積してからが本番な感じで小宇宙を高めていきます

キグナス氷河はアニメ版ではキグナスダンスを踊って小宇宙を高めていました、たしか。

そして、高まった小宇宙を爆発させて放つキグナスの聖闘士の必殺技ダイヤモンドダスト！！

さらに師匠？アクエリアスのカミュから直伝の・・・・

オーロラエクスキュージョン！！

と、よく動いて、保持力もあるのでイメージ通りのポーズをとらせることができます。

聖衣のもう一つの見どころといえば、オブジェ形態。
白鳥座を模した形をしていますが、水面から飛び立つ瞬間のような足の動きが緊張感あって良いです。

ダメージバージョンの聖衣がついているということは、このように同時にディスプレイすることも可能なのがやはりお得としか言いようがありません。

こちらの商品は新商品ショーケースにて展示中です。
商品在庫もさっき見たところあと一つあるようですので、買い逃していたファンはお早めに!

「ああ、鬼だよ。」

チリィィーーン･･･

「変身･･･！」

ということで本日はS.H.Figuarts仮面ライダー響鬼の商品レビューです。


その独特なデザインからか、これまでS.H.Figuartsでは発売されていませんでしたが、満を持して響鬼さんが発売されました。初めから真骨彫製法ということで、気合の入りようが感じられます。

真骨彫製法ライダーの共通仕様として派手なオプションは少なめですが、劇中の再現はある程度可能です。

「よろしくなっ」のシュッとした手首パーツや･･･

「たのんだぞっ」のディスクアニマルや変身音叉音角など。専用手首で保持できるのでストレスなく遊び倒すことができます。

もちろんメインの武器、音撃棒も付属しています。

音撃棒の先端は阿吽ともにクリアーパーツで非常に見栄えがします。また響鬼本体もメタリックパープルの濃淡を部位によって変えることで独特のカラーリングを再現しています。

さらに音撃棒にはエフェクトパーツも。たなびくような炎の流れが美しいです。魂EFFECTのバーニングフレイムをお持ちの方はさらにハデにディスプレイできるかと。

ベルトのバックルを外すこともできるので、必殺技の型を再現することも可能です。フトモモ外側の可動軸は前作のカブトでは露出していましたが、響鬼では隠れる仕様になっていたりと細かなところでバージョンアップが図られているようです。

真骨彫製法により、より「鍛えてますから」な印象となった仮面ライダー響鬼。紅バージョンや斬鬼、伊吹鬼なども期待したいところです。１Fショーケースにて展示中ですのでご来店の際は是非ご覧ください。

アルファマックスさんよりセイバーが発売されますのでご紹介します。

商品名には付いていませんが、いわゆるセイバー・ブライドです。
「Fate/EXTRA CCC」というゲームに登場するセイバーになります。

呼び名はセイバーですが、顔がなぜかそっくりなので見間違えますが一般的なセイバーとは別人です。

アルトリアではなく、ローマ帝国の暴君ネロがセイバーのクラスとして召喚されているという設定らしいです。
「Fate/EXTRA」の続編ゲーム「ＣＣＣ」でのいわゆる赤セイバーの衣装替えとなるのかな？

胸のサイズがまず違うというのと、声優も川澄綾子さんでなく丹下桜さんになっていたりします。

そうなると当然、持っている剣もエクスカリバーやカリバーンでなく、歪に変形したアエストゥス エストゥスという剣。


別人、納得です。

セイバー・ブライドはウエディングドレスをモチーフにした衣装ですが、設定では拘束具的な意味合いが強いらしいです。

全身のファスナーや、チョーカーの南京錠がそのイメージを強調しています。

1/8スケールなので約20センチのフィギュアなのですが、立体感やディテールが別パーツでかなり作りこまれています。

首元や胸元の別パーツ構成での立体感がすごいです。

腰周りのファスナー。

見どころのひとつが、頭や腰の半透明のベールのエッジがとても薄いところです。

パッと見、薄いビニールのような素材かと思ったら、プラモデルでよく使われる技法のエッジを薄く成形する方法で、中央は少し厚みがあるので強度もちゃんとあります。

ぜひ全身を色々な角度で見て楽しんでもらいたいフィギュアです。

こちらの商品は、新商品サンプルショーケースにて展示中です。
ぜひ現物をみてご購入いただければと思います。

本日はアルターさんの新商品、結城美柑の商品レビューです。

人気アニメ｢To LOVEる-とらぶる-ダークネス｣より主人公結城リトの妹である結城美柑がアルターさんから発売されました。1/7スケールの本体はファーつきの台座とPVC製のクッションに横たわった魅惑的なポージングでの立体化です。

ポーズがポーズなので角度は限定されてしまいますが、顔の造型はアニメよりも原作に近い雰囲気で柔らかめの表情が印象的です。

パイナップルみたいな髪のハネ具合の再現やパール塗装が美しい髪留め、少しくせっ毛の流れるロングヘアなども忠実に再現されています。

この商品のチャームポイントは各部の「すき間」ではないかと。タンクトップやショートパンツが軟質素材でできていて身体と衣服の構成が非常に魅力的です。

肩甲骨のあいだに見られる背中のすき間や･･･

腰骨の凹みが見えるすき間。

おへそから腹筋につづくタンクトップとのすき間に、

タンクトップならではのワキのすき間などなど･･･
出典がセクシー路線のラブコメディだけに、フィギュアにもそういう要素をふんだんに取り入れられていることがうかがえます。

無論、アルターさんならではの完成度の高さは圧倒的です。


美少女アニメだから小学生?中学生くらいのスタイルとは思えないことはさておき、どの角度からでも破綻はありません。

教えてください、アルターさん！

この柔らかそうな陰影の塗装！どうやって塗装しているんですか？ツヤもキッチリと消えているのに触ってみたらすっごくサラサラで。少女らしいぷにっとした造型が再現できているからこそ、塗装が最大限映えているのでしょうね。
脱帽です。

商品は寝そべったポージングですが、ひっくり返してもその魅力は健在。

低反発（？）クッションや衣服のグラデーション塗装も寝具っぽい質感がみごとにあらわれているように思えます。

グロスやメタリックなどの派手な塗装はなくとも、造型による空間構成と塗装による質感表現によって高い完成度を見せてくれましたアルターさんの結城美柑。昨日、店頭で売れて商品は完売ですが店内ショーケースには展示していますのでご来店の際はぜひご覧ください。