本日はきのう6月15日（日）にメタルボックス２Fイベントスペースで行われたイベント「宇宙世紀コンペ0083?0088編」の出品作品のご紹介です。今回はデカールを貼ることがレギュレーションのひとつとなっていますので、そちらにも注目していただければと思います。
作品名「ガンダムMk-?（パール塗装）」 制作者：ゆきとさま
メタルボックスのイベント参加は２回目という女性モデラーのゆきとさん、今回はRGガンダムMk-?を制作してくれました。成型色のうえから各色にあわせたパール塗料をエアブラシで吹きつけています。キット付属のデカールもキレイに貼りこんで、女性らしい華やかなモデルに仕上げられています。RGを全塗装となると敷居が高いように感じますが、ガンプラ制作をはじめて2?3体目の女子がみごとにやりとげてくれました。
作品名「ドーベンウルフ」 制作者：BHPさま
「HGUCドーベンウルフ」を制作してくれたのはベテランモデラーのBHPさん。HGUCの中でもパーツ数の多いドーベンウルフをほぼフルオプションで制作してくれました。さらにはモノアイに電飾を仕込んだり、ジオンの古臭さを演出するために一年戦争時のジオンのデカールを貼るなど、ポップなカラーリングになりがちのドーベンウルフを渋めにまとめあげられています。参加者が選ばれた全作品中、3番目に好感度の高かった作品です。
作品名「アッグガイ」 制作者：ぼと吉ガレージさま
旧キットのアッグガイとHGUCのジュアッグとアッガイをミキシングして、カッコいいアッグガイを制作してくれてたのはぼと吉ガレージさん。ヒートロッドに糸ハンダを巻くのは１ｓｔ世代のお約束として（？）、複眼っぽくなっているカメラアイには自転車の反射板を削りこんで使用するなど、工作技術の高さを感じる作品です。アッグガイの頭部にも改修がほどこされているのでHGUCのラインに違和感がないのも注目です。
作品名「ディジェ ベースジャバー付」 制作者：RITOKATAさま
旧キットのディジェとHGUCのベースジャバーを制作してくれたのはヒートペン使いのRITOKATAさん。ディジェはユニットごとに切り刻んで塗装をラクにするとともにプロポーションをスッキリとさせています。ベースジャバーのカラーリングをZ版のパープルではなく、ドダイ改のパターンにすることで落ち着いた印象で仕上げられています。参加者が選ばれた全作品中、全作品中2番目に好感度の高かった作品です。
作品名「ジム?」 制作者：カワゴエさま
制作予定のカプールが間に合わず、突貫でHGUCのジム?を制作してくれたのはネタ作品率の高いカワゴエさん。カプールの途中状態はターンエー版の「モビルカプル」をもとZZ版の設定身長にあわせようと切り刻まれていました･･･。コンテストなど他のタイミングでぜひ完成版を期待したいところです。ジム?はほぼノーマルですが、アンクルアーマーに配されたデカールにカワゴエさんのネタが仕込まれています。
作品名「獅子身中の虫め?」 制作者：R-6さま
HGUCのGP02Aをビネット仕上げにしてくれたのはヤマト2199のプラモデルを片っ端から作り続けているR-6さん。連邦ギライのアナベル・ガトーが専用色にしたというオラ設定のGP02Aは脚部を中心に延長工作が施されているほか、自動砲台の制作が間に合わず急きょジムカスタムを踏み台として制作してしまうスピード感と力強さがあふれた作品となっています。参加者が選ばれた全作品中、もっとも好感度の高かった作品です。
作品名「ザクキャノン」 制作者：十貫さま
旧キットのザクキャノンを固定ポーズで制作してくれたのは、前回のビルドファイターズコンペでグフR35を旧キットベースで制作してくれた十貫さん。早くも「旧キットのひと」という二つ名がつきそうです。宇宙巡洋艦ハリオの甲板から砲撃してそうなイメージです。Z版の設定カラーであるパープル系から色味を落ち着かせたブルー系に落とし込んでまとめられています。
作品名「リックディアス」 制作者：じゅん（メタルボックススタッフ）
今回もスタッフが参戦。HGUCシュツルムディアスとリックディアスを混ぜてシャア専用っぽいカスタム機を制作しました。腹部と足首の延長で少しスマートにしたほかは拳をコトブキヤさんのカスタムハンドに替えただけです。カラーリングは電撃ホビーマガジンの別冊に掲載されていた作例を参考にしました。
次回は残り6作品をご紹介します。今回の参加作品は２週間の期間限定で２Fショーケースに展示しています。ご来店の際はぜひご覧くださいませ。