本日のブログは昨日開催されたイベント「ジム限定鉄人」のレポートです。
お客さま主導による「ジム」を一日で作って完成させるイベントです。
イベントの由来は4月6日は46(ジム)だからだそうです。
偶然にもきのうは日曜日、合計7名もの参加者があつまってくれました。
そして作業開始!タイムリミットは12:00?18:00までの6時間です。
通常の作業スペースに加え、臨時テーブルも設営して準備万端です。
最初の3時間くらいは楽しくおしゃべりしながらで非常になごやかです。
今回はお客様のご好意で、すえ置き型の工具を持参していただきました。
まずはリューター。
トルクの変更などが可能で削り加工に便利な工具です。
溶きパテにあてることで鋳造や風化表現のテクスチャーを作っています。
さらに超音波カッター。
その名の通り、超振動による切りしろのない切断が可能です。
写真ではスネの幅を詰めるためにクサビ状に切り欠いている途中です。
のこり2時間くらいになってくるとさすがに焦ってきたのか、
みなさん黙々と作業に没頭していきました。
ロスタイムもありながら、みごとに完成したのがこちらの作品たちです。
こんなにたくさんのジムが一堂に会するのはなかなかの驚きです。
かんたんに各作品をご紹介させていただきます。
HGUCジム?を制作されたのはイベント発起人のぼと吉ガレージさん。
筆塗りによる全塗装だけでなく、ボディや四肢の延長などもおこない
限られた時間の中でふつうの完成以上のものを見せてくれました。
HGUCジムを制作してくれたのは最近プラモデルを作りはじめた
女性モデラーのゆきとさん。イベントには初めて参加してくれました。
やはりジム限定コンペならノーマルのジムは外せませんね!
カラーリングはブルー系でまとめたマリンカラーの素敵なジムです。
HGUCジムスナイパー?を制作してくれたのはユタ男さん。
パステル調にマスキングテープを使用した迷彩カラーが爽やかです。
武装もコトブキヤさんのM.S.G.を流用するなど技巧派の作品です。
HGUCジム寒冷地仕様を制作してくれたのは模型暦1年足らずの
女性モデラーまえださん、イベントのもうひとりの発起人です。
マスキングによるストライプ塗装やオリジナルのマーキングなど
女性ならではの仕上げ方とGMへの愛情があふれる作品です。
旧キットジムスナイパーカスタムを制作してくれたのはカワバタさん。
ノコギリやリューター、超音波カッターなどあらゆる切削工具を駆使して
ポリキャップによる可動とカッコいいプロポーションを実現。
筆塗りでの航空機系カラーリングも非常にマッチした作品です。
旧キットのジムを制作してくれたのはカワゴエさん。
こちらも各部にポリパーツを仕込んだ「よくうごくジム」です。
制作にあたってはパーツ取りで旧キットのプロトタイプガンダムも
使用しているためかカラーリングも踏襲したものとなった作品です。
HGUC陸戦型ガンダム地上戦セットを使用してジム頭を
制作してくれたのはみやびさん。ビネット仕上げです。
戦車制作で培ったウェザリングやダメージ表現をいかんなく発揮して
ジオンのザクにボロボロに負けてしまったジム頭を制作。
シールドに見え隠れする「46」(ジム)のナンバーが哀愁をさそいます。
作品は以上の7点でした、みなさんお疲れさまでした!
きっと早組みはできるようになったと思いますので
次回のガンダムビルドファイターズコンペもよろしくお願いいたします!