本日は最近めきめきと腕を上げてきたお客様の作品をご紹介します。
ゲルググ大好きヤマシロ氏はMGゲルググVER.2.0をシン・マツナガ仕様に
したいということでメタルボックスに来店し、スタッフのアドバイスを受けながらも
自力で完成させた方です。
そのまま今年3月に行われた模型コンテストにも参加してくださいました。
以降もガンプラを中心に精力的に完成させています。
プラモデルのチョイスはヤマシロ氏が作りたいものを選んでいただき、
仕上げ方やステップアップの順序をスタッフの方で提示させて頂きました。
こちらのMGギャンは「キレイなベタ塗り」と「凝った調色」をテーマとして
妥協点が見つかるまでスペアボトルに塗料を混ぜまくりました。
「青に白を足すんじゃなくて、白に青を足すとムダが少ないですよ」とか
「混色の色数はなるべく少なくしたほうが発色がキレイですよ」など
勝手なアドバイスをしましたが試行錯誤の結果は
モデルグラフィックス風の(?)落ち着いたカラーリングになったかと思います。
こちらのブルーデスティニー3号機は先日の宇宙世紀コンペにも
参加された作品です。
ガイアノーツの名鉄スカーレットやコンテナブルーなどの鉄道模型カラーを使用し、
「特色を使ってみる」やMGでは必要がなかった「マスキング」を
テーマとしてHGUCの連邦系ガンプラをカッチリと仕上げてくれました。
そしてHGUCサザビーをはさんで、HGUCヤクト・ドーガを制作されました。
エッジやディテールに暗色を吹きつけ、暗色を塗りつぶさないように
一段明るい本体色を吹き付ける、というグラデーションに近い塗装法を
提案した作品です。当初グリーンはデイトナ系の明るいグリーンになってしまい
「なんじゃこりゃー」な雰囲気になったのですが、「色の源シアン」を吹きつけ
グリーンをブルーグリーンにまで戻し、色のリカバリーに成功しています。
さらにバーニアの内側やライフルスコープのクリアレンズ化など
細かいところでも積極的に完成度を高められておられます。
このヤクト・ドーガがだいたい6体目くらいの完成品ですが、
ヤマシロ氏は先の5体を踏まえているので制作スピードも速くなり、
1週間くらいで完成させておられます。
素組みでも出来のよいガンプラはエアブラシで塗装するだけで
自分だけの作品に生まれ変わるのでぜひこれからも
作り続けていっていていただきたいと思います。
メタルボックスではスタッフの簡単なアドバイスのほか
作業環境という面からもお客様のホビーライフをお手伝いさせて頂いております。
たとえばハンドピース。ダブルアクションが主流ですが、どこのメーカーの
どの価格帯の、どのアイテムを使えば自分の制作アイテムに向いているか
レンタルハンドピースで実際に試してみることが出来ます。
使いやすいものが見つかったらマイハンドピースの購入をオススメしています。
愛着はもとより、分解洗浄などのメンテナンスも自分で行うので
より大切に製作しようという意欲がわいてくるかと思います。
またレンタル作業スペースやレンタルロッカーも準備させて頂いております。
エアブラシのミストを気にせず塗装ができる環境は意外と整いにくいので
乾燥ブースも含めて常設しています。
いちいち工具やキットを持って帰るのが煩わしかったり、
荷物が増えてきたりしたらレンタルロッカーで保管しておくのも
次回てぶらで来られるのでオススメです。
そしていつかは置かれたい、ショーケース!
最近では個人宅でも置けるような価格帯のものも増えていますが、
メタルボックスでは2Fの1辺の壁面がすべてショーケースになっています。
せっかく作った模型なんだから他のひとにも見てほしいし、
できれば感想などもいただきたいところ。
コンペなどのお題に沿った作品は期間限定で展示させて頂いております。
それ以外でもていねいに製作された作品はお店からお願いしてお預かりし、
展示させて頂くこともあるので、完成させたらスタッフに見せに来てください?。