ここ数年、めっきり自宅でプラモデルを作ることが減ってきました。
気になる新商品の仮組みとかライフワーク的に作っているアレやコレの工作とかは、休みの日にテレビ見ながら手を動かしていることはたまにあります。
・・・が、塗装となると塗装ブースを出してきて・・・とてんやわんやになるのがおっくうで、塗装寸前で止まっているものもいくつか溜まってきています。
何とかならないものかなぁと、ぼんやり考えていたところ、ふっと思いつきました!
「そうだ!ポータブルな簡易塗装ブースがあれば、準備、片付けもすぐにできるので、めんどくさがりなSでもできるんじゃないか?」
と、安易な思いつきで、先日の休日の半日を使って、ホームセンターや百均ショップなどで材料を集めポータブル塗装ブースを作ったのでした。
そして完成したのがコレ。
見てわかるように、そこらへんで手に入る材料を使って作られています。
正面の面積はA4サイズなので非常にコンパクトなのです。
オールインワン設計なので、ハンドルを持っての持ち運びもスイスイで、しまう時も邪魔になりにくい・・・ハズ。
どうでもいい話ですがポータブルといえば、昔コロコロで連載されていた「ファミコンロッキー」で電車の中でゲームをするために、当時ではまず見かけることがなかった小型テレビとファミコンを組み合わせ、バッテリー駆動する友人自作の「ポータブルファミコン」なるものが登場していました(たぶん・・ファミコンロッキー)。
現在のゲーム機はポータブルも主流マーケットのひとつですが、昔はポータブルという言葉に憧れたものです。
そして、塗装ブース展開状態。
A4サイズのパネルが開き、下のトレーになります。
フィルターもマジックテープ固定なので、汚れたら簡単取替え。
サイズが小さいので、塗料をぶわーっと吹く人では机の周りが悲惨なことになりそうですが、Sは貧乏性なのでエアブラシは細ーく、弱ーく吹く人なのでたぶん大丈夫なのではないかと。
こうやって作業環境を工夫することも、自分だけの秘密基地的な楽しみ方のひとつではないかと思います。
そんなこんなでポータブル塗装ブースができました。
これで自宅でもバリバリ塗装できるようになりましたが、どんどん完成していくかどうかは別の話(笑)
昨日、店長にポータブル塗装ブースを見せびらかしに持ってきた時のこと。
店長「おー、おもしろいなぁ。しかも結構吸引力もあるねぇ!」
S「でしょー」
店長「ライターの火の揺らぎで、店長が吸引力を確かめてやろう。」
S「どーんとこいです!」
ファンの15センチくらい前でライターの火を着けたところ、炎の先がすごい角度でファンに吸い込まれていく。
店長・S「おー、すげー」
そして次の瞬間、フィルターが燃えて溶けているではないですか!
店長・S「ぎゃー!!」
S「まだ一回も使ってないのに・・・」
店長「ぼくのフィルターあげるから・・・」