毎週水曜日はギラファアンデッド製作記1

毎週水曜日の〇〇製作記です。
さて二回目のギラファアンデッド製作記ですが・・・・・いきなり最大のピンチがやってまいりました!!
ふつうならなんとなくの仮組みまでを見せれる予定でしたが・・・・
blog130515a.jpg
ちゃんとパーツ検品した結果、このパーツ全て使えないんです・・・・
写真じゃわからないですがエアーインチョコと言えばわかりますかね。それも店長が(店長がですよ!!Gk歴が28年ある店長が!!)今まで見たレベルの最大級です。
とてもじゃないけど修復できるレベルじゃありません。ただでさえアマチュア抜きのかなりキツめのキットなのに・・・・。

とりあえずできることを考えた結果、このパーツを複製してそのパーツを修復・加工してみることにしてみました。
blog130515b.jpg
blog130515c.jpg
立ち止まっていても何も解決はしないのでとりあえず作業を進めます。ただこの方法でも上手くいくかどうかはかなり怪しいです。
そもそもこんなパーツがキレイに抜けるとも思いませんし、それなりの物が抜けてきたとしても収縮率の問題で今あるパーツとは確実に合わなくなります。それでも他に方法がないのでやってみるしかないですね。
blog130515d.jpg
それにしてもおかしいぞ・・・・
今日で「なんとなくの仮組み終了?、いや?かっっちょいいですね?」って書くはずだったのに・・・・
もしかしたら来週でギラファアンデッド製作記は終わってるかも(爆)
とりあえず作業にもどろう・・・・

ギラファアンデッド製作記

第二回〇〇製作記がスタートです!!
前回は女の子??フィギュアの製作記でしたが今回はクリチャー系でいきたいと思います。前回同様、不親切全開のHow toでいきますが、なんとなく楽しんでいただければ幸いです。夏のWFがあるので途中で一旦止まることになりそうですが、合間をみて進めて必ず完成するのでご期待ください。
では早速・・・・
blog130508a.jpg
予告通りこのキットです。
キットの素性は頼まれ物になりますのであまり詳しくはしりませんが、ディーラー名はHELL PATNTERさんのイベント品GKであることは間違いなさそうです。
物は仮面ライダー剣に登場する怪人(アンデッド)【ギラファアンデッド】です。スケールは1/6ですね・・・・デカっ
blog130508b.jpg
前回同様、すぐにパーツチェックです。特に一日版権システムのイベント限定品などは必ず購入してすぐにパーツチェックをすることをオススメします。

基本ほとんどのディーラーさんは1?2週間しかパーツ請求に対応されていません。メーカーの一般商品とは違うので当たり前です。
数年前のイベント品キットをネットなどで購入するときは、そこらへんを解った上で購入しましょう。
ということで、このキットはすでにアウトです!!
とわいえ、ちゃんとパーツチェックをしましょう。ない物があればどうするかを検討しなければいけませんので・・・・自分で作るしかないんですけどね?。
・・・・・・・・・・・・・
大丈夫!!すべてそろってました!!!そろっていたけども・・・・・(製作記が進めばいずれわかることでしょう・・・)

パーツチェックが済んだら次は・・・・
blog130508c.jpg
パーツの洗浄になります。
前回のフィギュアでは先にパーツの成形でしたがクリーチャー物などは先にパーツの洗浄になります。
理由としてクリーチャー物はモールドやディテールが複雑なので全面にペーパー(ヤスリ)を当てることが出来ない上、部分部分ではパテなどによるモールドやディテールの補修・追加をするため、先に離型剤を落とさなければなりません。
離型剤を落とすのに使用するものは前回同様の昔ながらの中性洗剤&クレンザーがメインになりますが、こういった時だけ市販の離型剤落としも併用します。店長的に一番のオススメはWAKO’S(ワコーズ)の ブレーキ&パーツクリーナー (スーパージャンボ プラス)がオススメだったのですが普通に模型屋さんには売っていないので(笑)ガイアノーツのレジンウォッシュがオススメかと思います。
まずレジンウォッシュに数分漬け置きしてから、ぬるま湯で中性洗剤&クレンザーでゴシゴシと洗います。
よくお湯で洗い流して乾燥させたらいよいよ仮組み・パーツ成形にはいっていきます。

ということで、ここからはまた次回です。実はまだリアルにここまでしかできていませんので・・・

「レヴィ」ギャラリーにアップしました

GWも残り後一日(店長には関係ないけど)。
今年のGWは天気が良くよかったですね?(店長には関係ないけど)。
出勤時に淀川を渡るときに普段の出勤時では絶対にニオわないにおいが・・・・そういえばお隣さんもバーベキューセット車に積んで出かけようとしてたな?・・・(店長には関係ないけど・・・・お腹すいたな?)。

そんなことよりやっとこさ以前製作した「レヴィ」をギャラリーにアップしました。
blog130505a.jpg
そろそろ店内に展示してある現物も納品される予定ですのでギャラリーでしか見れなくなってしまいます。
今回のギャラリー用画像の写真撮影はスタジオ バグースでお願いしました。メーカー仕事のついでに・・・・
blog130505b.jpg
過去のレヴィ製作記をご覧になりたい時は、右側のカテゴリーでノブ店長の籠もり部屋をクリックしてくださいね?

予告通り次回はギラファアンデッド製作記を開始予定です・・・たぶん
そんなことよりあの不朽の名作ホラー『死霊のはらわた』のリメイクがこの5/3より公開されているじゃありませんか!!店長の中で 1978年のロメロのDawn of the Dead(ゾンビ)に次ぐ名作ホラーです。これは絶対に観に行かなければ!!

レヴィ製作記 完成編

毎週水曜日のレヴィ製作記も今日が最終回、ながながとお付き合いいただきありがとうございました。
前回は瞳の塗装でした。今回は組み立て完成なのですが・・・・
勢いよく組み立てしてしまい途中写真を撮るのを忘れていました!!
まぁ?あれですよ、組み立てて接着していくだけなので見せ場もないからいいと思いますよ・・・・

そんなこんなでボークス・キャラグミンシリーズ、レジン製キット【ブラック・ラグーン】より1/7スケール・レヴィ
blog130403a.jpg
どうです??なかなかカッチョいいでしょ??
そういえば腕の刺青をHOW TOしてませんでしたね?
基本は付属のデカールを使用していますが、自社の製品ではないのでハッキリいいます初心者にはたぶん貼れません。
実際にはマークソフターとマークセッターを駆使して貼っていくわけですが、普通にこの面積と腕の曲面を一枚もので張っていくのはかなり難しいので店長はデカールを5分割にしてつなぎ合わせて貼っていきました。これでかなり貼りやすくはなりますが当然、模様がつながらなくなるところがでてきますのでそこは塗装してうまいこと合わせていきます。後、デカールの段差もできますので、クリアーを数回吹き重ねてから研ぎ出しして完全に段差を消してからツヤの調整をして完成です。
写真で見ていただければわかるかな??この写真はプロに撮ってもらっているので粗とかも見事に写ってしまうのですが・・・大丈夫でしょ??
それでは長々となってしまいましたが、全身です
blog130403b.jpg
blog130403c.jpg
blog130403d.jpg
blog130403e.jpg

完成ですね。
製作記をしていたわけなので今さら、さらに書くこともないのでちょっとした感想でも・・・
いや?、楽しかったです。久々に仕事とはいえプライベートに近い模型(好きなキャラクター)が作れたのが嬉しかったですね。
もう40歳になってしまっているのでそろそろ死ぬまでに作りたい模型(プライベート)をピックアップしてとりかからなければならないのですが・・・・ハッキリいって全部は絶対に作れません!!だって家にMHだけでも30騎以上はあるんですよ!!、フィギュアはその2倍強・・・・ガンプラでも絶対にやっつけたい機体が5体もありますし、あとVF物やらCA物やらAT物やら、キャラクター物以外でもバイクやF1などなど・・・・老後に退屈しないだけの物はありますが、いつまで作り続けれるやら・・・・・
ということで皆さんも立ち止まらずにひたすら作り続けましょうね!!
blog130403f.jpg
そんなこんなで今回でレヴィ製作記は終わりです。また近々にギャラリーにアップしますのでお楽しみ!!
今月の下旬までは自社商品の作り物がつまってますので、それが終わってから第二回の○○製作記を再開する予定です。次回のネタは・・・・クリーチャー系です!!
それではまたね??????。

レヴィ製作記(塗装:瞳編)

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
前回はデニム生地の塗装表現でしたが今回はたぶん、みんなが一番気になる瞳の塗装です。不親切全開ではありますが早速いきましょう?
blog130327a.jpg
白目と肌が塗り終わり、クリアーでコートされた状態からスタートです。
blog130327b.jpg
店長が使う塗料はタミヤのエナメル塗料です。ここ最近ではアクリル系の塗料を使うのも支流になってきていますね。
絶対の条件としては下のラッカー塗料を侵さない必要があります。もちろんラッカー系塗料の一発描きというのもありますが、これは相当に難しいですよ。
ということで店長は長年タミヤのエナメル塗料で描いてます。
まずは大まかな流れを書くと、目の輪郭・睫毛を描き→眉毛・瞳の輪郭を描き→瞳の色を塗り→黒目・瞳孔を塗り→瞳下部にハイライトを描き→瞳ハイライトを塗り→白目上部に影を入れ→クリアーコートして終了です。
それでは実際に見てもらうと・・・
blog130327c.jpg
?目の輪郭・睫毛を描きます
使用する色なんですが、基本ブラックです。ただし店長は必ず少しブラウンを入れこげ茶にします。塗料皿に作った色は明らかにブラウンが入っているのがわかるぐらいこげ茶にします。理由ですが、うまいこと書けないのですが普通にブラックだけで描くと、くっきりし過ぎて不自然にみえるからですかね?。
描き方ですが・・・・・
う?ん普通に描くだけ・・・・
とりあえず下はラッカー塗料なので失敗してもある程度は消してやり直しができるということです。さらに肌色の上に一旦クリアーコートをしているのでキレイにふき取りができなくてもクリアー層をコンパウンドで磨いて(削る)やればもとにもどせます。
とりあえず資料とにらめっこしながら気の済むまでトライしてください。
blog130327d.jpg
?眉毛を描きます
眉毛はキャラクターによって色がことなることが多いので(大体は髪の色に近いものにします)資料などを参考にしてください。今回このレヴィは?の時と同じ色を使います。
眉毛を描くときの注意点は位置決めです。色んな方向から見て位置を決めてください。
blog130327e1.jpg
?瞳の輪郭を描きます
これも同じ色をつかってます。注意点は目の視線を決めることですかね?。後、単純に言うと瞳を大きく描けば可愛くなっていきます。なのでこのレヴィは逆にしなければいけません。だってレヴィは可愛くないですから・・・
ここまで、できたら一旦ラッカーのクリアーでコートします。一気に吹き付けるとせっかく描いた線が消えてしまうので、何回かに分けて吹き付けてしっかりとコートしてください。これでエナメルの塗料の上にラッカー塗料の層ができたことになります。
blog130327f.jpg
?瞳の色を塗り、クリアーでコート
?黒目・瞳孔を塗り、クリアーでコート
要するに間間でクリアーコートをするので失敗してもやり直しがきくということです。
blog130327g1.jpg
?瞳下部にハイライトを描き、クリアーコート
blog130327h.jpg
?瞳ハイライトを塗り、クリアーコート
?最後、白目上部に影を入れ完成です(写真撮るの忘れてました・・・・)
このレヴィはスモークパープルにしていますが、通常よく使うのはクリアーブルーやクリアーパープルをよくつかいます。
で完成した目がこれ
blog130327i.jpg
目のクリアーは肌のツヤ調整が終わってから最後にクリアーを塗ります。唇も同じすね、これも最後にツヤ有りの薄いピンクをつくり口紅を塗るように描きます。
そんなこんなで本日はこれまで!!明らかに最後は手抜きっぽいが・・・
次で完成をお見せしてレヴィ製作記は最終回です、お楽しみ!!

レヴィ製作記(塗装編2)

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
前回は肌色塗装でしたが今回はデニム生地の塗装表現です。それでは早速いきましょう?
blog130320a.jpg
もちろん、下地のプライマー処理を終えた状態からスタートです。
まずはデニム生地の濃いくなる色からいきます。
blog130320b.jpg
どんどん上に色を重ねていく前提なのでこの時点であまり彩度を落とし過ぎないようにするのがポイントですかね?。特にホワイトを混入した色をのせていくので明度は上がっていっても彩度は落ちていきますので。
blog130320c.jpg
この時点では何も考えず全体に色をのせるだけでOK
少し乾燥させてから次の色にいきます。
blog130320d.jpg
次はデニム生地の中間になる色をつくり、それを基本凸になる部分にのせていきます。
blog130320e.jpg
一回目はこんな感じで。この後二回、三回と吹き重ね、濃い色が消えすぎたら、最初の色を吹いたりして調整していきます。
blog130320f.jpg
最終的にこんな感じで終了です。
ここまでできたら、お次は一旦、筆作業になります。
blog130320g.jpg
今まではクレオスのラッカー塗料でしたが次の段階ではタミヤのエナメル塗料でのドライブラシ作業になります。
デニム生地の模様??みたいなものを再現していきます。
blog130320h.jpg
縦横と筆をシャカシャカとこすり付けていきます。やりすぎたらエナメル溶剤で軽く拭き取ってもう一度やっていきます。
で、できたのがこんな感じです。これで完成・・・ではありません。
このままでは荒すぎるので
blog130320i.jpg
またラッカー塗料にもどりドライブラシで使った色に近い色を調色して上からのせていきます。
blog130320j.jpg
ドライブラシが消えない程度になじませたら終了です。
この後一旦、クリアーをかけて最終的にツヤ調整して完成です。
blog130320j1.jpg
ボタンやチャクなどは金属色なのでツヤ調整がすんでから筆でぬります。こんな感じで完成です。
blog130320l.jpg
同じようなやり方でやった革表現
blog130320k.jpg

今回はここまでです。来週は目の描き方編でいきたいと思います。
ちなみに、もう完成はしていますよ。期間限定で店内に展示していますので是非、見に来てくださいね。こんな不親切なHOW TOより直に質問したほがわかりやすいですよ?。

レヴィ製作記(塗装編)

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
前回は軸打ちとパーツ洗浄までいきましたので今回はいよいよ塗装工程に入っていきます。
それでは早速ですがしっかりと洗浄したパーツ達をこれまたしっかりと乾燥させてから下地塗装に入ります。
レジン自体には水分が浸み込むことはないので表面の水分がとれれば大丈夫です。ただティッシュなどでは絶対に拭かないでくださいね。せっかく洗浄したのにまた埃が付いてしまいますよ。どうしてもの時にはキッチンペーパーなどの埃が出にくいものを使用してください。店長は水分をエアで吹き飛ばして乾燥させてます。
blog130313a.jpg
それでは下地の塗装に入っていきます。使用する下地塗料はクレオスのプライマーとそれを希釈するフィニッシャーズのピュアシンアーです。約1:1で希釈して、そこそこ強めのエア圧で吹きつきます。
全パーツの下地塗装ができたら、しっかりと乾燥させます。急ぎでなければ半日は乾燥させてます。

下地塗装が終わったらまず肌を塗っていきますが、今回は厄介なことにカラーキャスト成型なので目の白を塗ってからになります。
店長の瞳塗装では基本レジン地をいかして目の白は塗らないのが普通なので今回はちょっとイレギュラーですね。なぜ白を塗らないかはまた今度の瞳塗装の時にでも・・・それでは塗っちゃいましょう
blog130313b.jpg
上の写真が白を塗った状態です。この白は精密屋のハクバホワイトを使用しています。
下の写真は乾燥後マスキングをした状態です。目のマスキングは写真の通り適当な大きさのマスキングテープを貼り、際をしっかりと押さえて目の輪郭がハッキリ見えるようにしてからデザインナイフでカットします。パーツに直接ナイフを入れるのが怖い人は、この線を鉛筆などでなぞってからカッティングマットの上などでカットして目にもどしましょう。
それでは肌の塗装に入っていきます。
blog130313c.jpg
店長の肌色のつくりかた?
使用する塗料は精密屋のハクバホワイト、ムーン・イエロー、パッション・レッド、ローマン・レッド、ディープ・ブラックです。
基本ディープ・ブラックを使用することはほとんどないのですが今回レヴィの肌には極少量いれています。
まず肌色を塗るにあたって大きく二つに分類されます。
1:独自の調色や塗り方・技法で、どのキャラクターにもその肌色を使うやりかた
2:独自の調色や塗り方・技法でも個々のキャラクターの色に合わせて調色して塗るやりかた
基本どちらが、良い悪いはありません。ちなみに店長は2です。
それではまず基本になるレヴィの肌色を調色します。今回はアニメ版を参考にしています
基本になる肌色をから濃い色と明るい色を調色します(わざと暗いとは書かずに濃いと書いていることがミソです)
色が出来上がればそれを塗っていきます
blog130313d.jpg
正直この写真じゃほとんどわからんね?
簡単に説明すると、まず影になる部分に濃い色を塗り光があたる部分に明るい色を塗り、基本の肌色で馴染ませていく、とまぁ?そんな感じです。一番大事なポイントは光がどこからあたっているかを想定してください。そうすれば自ずと影になる部分がわかるとおもいます。後は絵をかくように、この三色を上手に使い分けてレヴィの肌色を塗っていきます。上手いこと伝わるかどうかわかりませんが、立体塗り絵なんです。
blog130313e.jpg
ほんとに写真じゃわからんな?
これでちゃんと塗り上がった状態です。
そしてここに・・・・
blog130313f.jpg
クレオスの缶スプレー、Mr.スーパークリア光沢を吹き付けます。
理由は様々です。塗膜の保護やマスキングなどで吹きこぼしをした箇所の補修??(コンパウンドを使って吹きこぼしをした箇所を削るとき、間にクリアー層があることで下の塗装を守れるので)などをするためや別の塗料(エナメルやアクリル)の拭き取りを綺麗にするためなどなどです。特に顔は瞳塗装がある場合この工程は必須です。
それでは他の塗り上がった肌色パーツ達です。
blog130313h.jpg
blog130313g.jpg
最終的にはツヤの調整をします
こんな感じで他のパーツも進めていきますが、今回はここまで!!
いいかげん書くのが疲れた・・・

レヴィ製作記

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
今回は軸打ちとちょっとしたディテールアップ??とパーツ洗浄でいきます
それでは早速軸打ちですが、本来の店長のやりかたなんですが、例えば頭パーツを整形したら髪パーツ、髪パーツの整形が終わったら胴体みたいに一つの部位からドンドンと生やしていくような感じで整形&軸打ちがセットで作業していきます。
blog130306a.jpg
この場合だと腰パーツの整形後、上半身パーツを整形して軸打ちをします。
まずは腰パーツの上からと下からで穴を貫通させます。この時パーツの形状によっては一個の穴ですむ時もありますし今回のように二箇所に分けないといけないときもあります。
手で上半身パーツと腰パーツを正位置で固定し貫通させた穴を利用して上半身パーツに穴を開けます。これでズレて穴が開くことはありません。下の写真の赤丸は軸穴では無く塗装の時の持ち手用の2ミリ穴です。このように塗装の時の持ち手用穴を邪魔にならない場所にあけときます。
blog130306b.jpg
同じように下半身パーツも軸打ち完了。
軸に使う棒は店長は真鍮線を使います。後は部位によって0.5ミリ?2ミリを使い分けます(ほとんどの場合1.5ミリか2ミリです)
整形しながらパーツを合わせていくので合わないパーツがある場合はその時に整形・加工していきます。そんな感じで整形&軸打ちが完了すると自ずと仮組みも完了です。
blog130306c.jpg
普通ならこれでパーツ洗浄して塗装に入っていくわけですが、今回はちょっとした追加パーツ(ディテールアップ)を作ってみようかと思います
それはこれ
blog130306d.jpg
1ミリプラ棒を使ってタバコを作ってみましょう。
切りっぱなではあまりにもなんでちゃんと先の角をおとしたりフィルター側はへしゃげていたりと加工をしています
blog130306e1.jpg
もともとの口の隙間を利用して0.3ミリの軸穴を開けて左右どちらでも好きなほうに付けれるようにしてみました。
blog130306f.jpg
なんとなんくこんな感じ。塗装すればもっとタバコらしくみえますよ。
今回、これで全ての工作が終了したので最後はパーツの洗浄です。
blog130306g2.jpg
レジンキットの場合、レジンウォッシュなどの離型剤落としなどがありますが、店長は昔ながらの中性洗剤&クレンザーで洗浄します。
そもそも店長の場合、整形段階で全パーツを一層ペーパーでヤスルので離型剤落としを使う必要がありません。このやり方でマスキング時に塗料が剥がれたことは一度もありません。塗料が剥がれた時は決まって整形段階で手を抜いた時です。離型剤落としは万能じゃないということだけはおぼえといて下さいね。
で話をもどしますが中性洗剤&クレンザーを混ぜたものを歯ブラシを使ってパーツをゴシゴシと洗っていきます。
後はぬるま湯でよく洗い流ししっかりと乾燥させます。
blog130306h.jpg
これで塗装に入っていきます。

それでは今回はここまで!!
なんだか結構反響があるこのレヴィ製作記。以外にみんな楽しみにしてくれているみたいで嬉しい限りです。
来週はいよいよ、みんなが一番気になっている塗装工程がスタートです!!でも工作編よりも不親切になること必死なので覚悟しておいてください。

水曜日はレヴィ製作記です

毎週水曜日のレヴィ製作記の時間です。
今回も前回に続きパーツの整形編です。実際は今日から下地塗装に入っていますが、それはまた来週にご紹介です。
それでは早速
blog130227a.jpg
引き続きパーティングライン・気泡の処理をしていきましょう。
脚パーツのパーティングラインです。GKのパーティングラインは結構、商品によって個体差があります(国内プラモデルではほぼありえない話ですが)それが普通です。で、今回のキットは少しハズレを引いた感がありますね?。削りだけでは対処できない段差が付いています。なので前回紹介した通り段差がキツイ場合は瞬間接着剤で補修します。そして出来た物がこんな感じ
blog130227b.jpg
(脚の左右が変わったことは気にしないで・・・)
肌パーツになるので他のパーツより入念に下地処理をしてます。

次は別のパーツで気泡の処理をお見せします。
blog130227c1.jpg
小さな穴があいているのが見えますか?これが気泡です
たぶん中でもう少し大きくなっていると思うので少しナイフで広げてみますと
blog130227d.jpg
ビンゴ!!かなり大きな気泡でした。
まぁ?通常の気泡であれば、ほとんどがこんな感じになっているはずです。いつもならこれも瞬間接着剤でなおしますが、少しだけHOW TO的なことをやってみます
blog130227e.jpg
ゲートで処理したレジンの木っ端を適当な大きさに加工して瞬着で接着します。大きな気泡や細かいパーツの先が欠けたときによく使う補修方法です。
後はこれを整形していきます
blog130227f.jpg
きれいに平らにしたら、うまってしまっているモールドを復活させます。
blog130227g.jpg
これで完成。細かいモールドがあるところの気泡などはこの方法でなおすほうが楽だったりします。瞬間接着剤でやるとどうしても周りのモールドに瞬間接着剤が流れてしまいますので。
そんなこんなで全パーツ整形完了です
blog130227h.jpg

来週は軸打ちと洗浄編かな??
実際には完成してそうだけど・・・・
それではまた来週?????

レヴィ製作記スタートです

予告通り、毎週水曜日のブログは店長のレヴィ製作記です。
なんども言いますが基本、親切なHOW TOを目指しているわけではありませんので、そこのところよろしくお願いします。
それでは早速!!
blog130220b.jpg
デザインナイフでのゲート処理があらかた終わったので次はナイフ処理した後やパーティングライン・気泡の処理をしていきます。
本来であれば軸打ちをして仮組みしていくのが妥当なのですが店長は整形しながらしていくのでわざわざ仮組みをすることはほとんどありません。でも皆さんはしてくださいね。
blog130220a.jpg
この工程で使う工具・材料です。
blog130220c.jpg
まずは320?400番のペーパー(店長の場合タミヤのフィニッシングペーパーを使用しています)でパーティングラインを削って消していきます。同じところばかり削るのではなくまわりも均等に削るように心がけます。段差がキツイ場合は瞬間接着剤(店長はwaveの×3Sのハイスピードタイプ(低粘度)を使用)で補修します。気泡もこれで直します。あまりにも大きな気泡や欠損があった場合はレジンの棒やゲートの欠片などで補修します。
注意点は瞬間接着剤と元素材との硬さがことなるので削って整形するときには気をつけましょう。
blog130220d.jpg
全てが仕上がった顔パーツです。
先に書いた工程でパーティングラインや気泡を処理して400→600→800→1000番のペーパーを順番にあてていき整形完了。ついでに目元を彫り直しています。
blog130220e.jpg
スカルピー造型なのかな??全体的にモールドが荒いというか硬いというかそういうクセがでていますのでそれをならしています。
blog130220f.jpg
ぬきの都合上別パーツになっている髪パーツも整形後全て接着します。
blog130220g.jpg
店長は先に組み立てれるパーツはなるべく組み立てて塗装をします。別々にしていると、どうしてもグラデーション・微妙な陰影が合いづらくなるので・・・
blog130220h.jpg
前髪もキットでは真ん中で左右に分かれていますが、整形後に接着して1パーツにしています。

こんな感じで全パーツを整形していきます。店長が1パーツの整形に費やす時間は大から小まで色々ありますが30分?2時間ぐらいですね。まぁ?2時間かかるパーツは少ないですけどね?ちなみに今現在で胴体までは終了しています。今日、明日で整形は終わる予定ですね。でも来週の水曜日も整形ネタになると思いますよ?、けっこう写真とってるから。それにしてもこのキットのレジン、めちゃくちゃ軟らかいのはなぜ??すごくやりにくいんですけど・・・・