爆輪駆動ネオサイクロン&ネオハリケーンをリペイントしてみました。

投稿日: カテゴリー 裏庭模型じゅーん

本日はTOYのリペイントのご紹介です。
素材は「爆輪駆動(ばくりんくどう)」のネオサイクロンとネオハリケーンです。
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ネオ?そんなんあったっけ?と訝りたくなりますが、実は公式設定のようです。

講談社のコミックボンボンを愛読されていた方はご存知かもしれませんが、
その昔、仮面ライダーSDというコンテンツが多メディア展開されていて、
バンプレストさんのガンダムやウルトラマンが一緒に登場する
コンパチヒーローシリーズにも多数のライダーが登場していました。
そのときにライダーのマシンのデザインが新しく起こされていたようで
このTOYはその当時に発売されたものをリペイントしたものです。

前置きは長いですが、普通にTOYの塗りなおしです。
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デフォルメされたバイクでキャラクター性が強いので陰影をキツめにつけて
トリコロールの派手派手しさを緩和してみたつもりです。
ちなみにカウルはモナカ割りなので合わせ目を消しました。

2機目はネオサイクロン。
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これは厳しかったです・・・。
カウルは先と同様、合わせ目を消すだけでOKなのですが
フロントのパーツがなぜか軟質で塗膜がゴッソリもっていかれます。
マスキングの赤部が文字通り「膜」のままの状態で剥がれます。
ガイアノーツのマルチプライマーを塗布するなど試行錯誤を繰り返し
仕上げにラッカークリアーをたっぷりと吹いて強引に固めました。

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カウル下やサイドについているサイクロン特有のマークは
粘着シールが付属していたので余白を切り取り使用しています。
光沢のクリアーを吹いて段差もなだらかにしてみました。
本体のホワイトはフジミさんの1/12スケールプラモデルに倣って
グランプリホワイト100%ですが、もう少しアイボリーなイメージかも?

この「爆輪駆動」シリーズはあとストロンガーとアマゾンとBLACK RXの
マシンが控えているので、ぜんぶ揃ったら絵になるんじゃないかと思います。
各バイクにはライダーのフィギュアも付属していて、そちらの塗装は
ノブ店長が担当なのですがキレイすぎて一緒に撮りたくないです・・・。
はやく塗装の技術もスピードも近づきたいところです。

同時並行で12月1日の「30周年記念コンペ」に向けても製作中。
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バンダイさんの「1/20 スコープドッグ メタルスペックバージョン」です。
とりあえずサフに黒を混ぜたものを吹いて時間短縮を図っています。

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ちなみにこの前エアブラシのイベントを開催させて頂いたこともあり、
共催してくださったエアテックスさんのエボリューション0.4口径と
APC-018のコンプレッサーを使用しぶわぁーっと吹きつけていってます。
安定した圧力は換えがたい魅力のひとつかも知れません。

TOYだろうとプラモデルだろうと、製作して完成すれば自分なりの
愛着ある作品になると思うので、この冬エアブラシデビューしてみませんか?
メタルボックスでは塗装ブースやエアブラシのご利用が可能です。
詳しくはWEB、または店頭で!
→詳しくはこちら

シタデルカラーを試してみました。

投稿日: カテゴリー 裏庭模型じゅーん

メタルボックスでも取り扱うかもしれない新塗料「シタデルカラー」
ゲーム専用のコマをちょっと塗ってみることにしました。
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コマ自体はファンタジー系やSF系などさまざまです。
今回はSF系のパワードスーツを塗ってみます。
塗り方は推奨例に準拠しますが、カラーリングはオリジナルです。

まず下地にプライマーを塗ります。
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塗料ビンの「CITADEL」の文字の下に「テクニカル」と表記されています。
これが下地の塗料で、希釈なしで2回ほど塗り重ねます。

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隠ぺい力はまぁまぁといったところでラッカーのサフのように
1回ですべて均一になるというわけではなさそうです。
ただ、ムラがあってもその後の塗料でいくらでも色が乗るので
おおらかにぬってもOKでした。

次に基本色として赤を塗ります。
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「シタデル」の下に「ベース」と表記され、そのまま基本色ということです。
隠ぺい力を上げるためかホワイトが混色されているものが多く、
塗料によってはちょっと濁りめに感じたりします。

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装甲部分にペタペタと塗っていきます。はみ出しても気にしません。
隠ぺい力は非常に強く、ほぼ一回で塗れました。

次に銀でドライブラシをかけます。
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こちらは「シタデル」の下に「レイヤー」の表記があります。
「ベース」に対しての「ハイライト」塗料といった位置づけのようです。

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出っ張ったディテールにやや荒く銀をこすりつけて塗っていきます。
ドライブラシというより普通に塗っている感覚です。

だいたいの色が乗ってきたので組み立ててみました。
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このあとドクロマークは銀の上にホワイト、モノアイはプライマーを再度塗ってから
白→赤の順で塗装しています。赤の発色を引き出すため白を塗りました。

ここからは味付けとして色味を足していきます。
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ベース色にあった肌色とプライマーの黒を混ぜて茶色を薄めに作り
金属部分に赤みを加えてみました。
ベース色のブルーも同様に薄めに塗りつけて青みを足しています。
ただ、薄めても隠ぺい力は高く、塗りつぶし気味になってしまいました。
このあたりは一考の余地アリです。

最後にスミイレとウォッシングを兼ねてオイル色を塗ります。
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「シタデル」の下に「シェイド」と表記がされていて
そのまんま「影色」用の塗料ということです。
もともとシャバシャバなので薄めずに塗ってみました。

ようやく完成です。
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実はさらに「ベース」色の肌色でレッド部をドライブラシしたり
左肩に明るめのレッドを塗り、付属のデカールを貼ったりしています。
ディスプレイには月面(?)をイメージして白に黄を足した色を塗り、
ふんわり地面に降り立った雰囲気にしてみました。

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10月いっぱいまでシタデルカラーは体験可能ですので
お時間あるときにぜひ塗ってみてください。
エアブラシとはまた違った味わいがあるかと思います。

コトブキヤコンペ用作品が完成しました。

メタルボックスで今週末に開催される「コトブキヤコンペ」の作品が完成しましたのでひと足早く(?)ご紹介します。
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コトブキヤさんのオリジナルメカブランド「フレームアームズ」シリーズより
EXF-10/32 グライフェン を製作しました。

設定では水中型の機体とありますが、軍事目的以外にも
ドイツでは建機としての運用があったようなので
ティーガー戦車だったりショベルカーのイメージで製作してみました。

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製作といっても改造工作はなく、ほぼ素組みです。
今回はオリジナルのカラーリングと金属表現を試してみました。

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金属表現はいままではスーパーアイアンにスモークを吹きつけるのが
個人的には定番塗装でしたが、金属を使用したあとに見え隠れする
独特の「赤み」や「青み」、さらには「黒み」を筆塗りで再現してみました。

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グライフェン特有のサブアームは調色したグリーンで塗装しています。
現実のショベルカーにたしかこんな色があったかと思うのですが・・・。
多少ポップな雰囲気になって可愛らしくなったかと。

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ひとまずコトブキヤコンペ用の作品はこれで完成です。
時間が捻出できれば部分塗装や武装の製作もしたいのですが、ちょっとガマン。
お店の棚卸しや次の製作物にとりかかっていきます。

というわけでコトブキヤコンペまであと1週間。
フレームアームズも頑張れば完成するアイテムのひとつですので
ぜひ作ってみて楽しんでください。

HGUC ガンダムEz?8

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

個人的に制作していたガンプラが完成したのでご紹介します。
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バンダイさんの「HGUC ガンダムイージーエイト」です。
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の主人公シロー・アマダが
物語後半で搭乗する、陸戦型ガンダムの改修機です。

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「08小隊」はメカニックはミリタリー要素を多分に含んだ作品でしたので
戦車の塗装を取り入れてみようとモデルグラフィックスの記事を参考に
「カラーモジュレーション塗装」という塗装法を試してみました。

面ごとに明暗を塗り分けることで、より立体感を強調するらしいのですが・・・
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フンドシの前面と側面だったり・・・

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フトモモの「折れ」の部分だったり・・・

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クツの上面、前面、側面なんかの明暗をハッキリと塗り分けます。
ユニット単体の写真だと違和感を感じるくらいなのですが気にしません。

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デカールは光沢クリアーをかけてからツヤを消して段差をできるだけ隠してみました。

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工作としては後頭部のアンテナを真鍮線で作り直したほかは
シールドをハードポイント接続から手持ち式に変更しただけです。

そして完成です。
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基本色でオーバーコートし、エッジを中心にハゲチョロを施したので
まとまりはマシになったものの、もう一歩攻め切れなかった感じです。

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アクションさせると面に対する光の当たり方が変わるはずなので
この塗装法はモビルスーツには向かないかも・・・戦車ならではですね。

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ただ、なんだかんだと反省しつつも新旧のキットを交えると
08小隊の機体が揃ってきたので、これはこれで嬉しかったり。

ガンプラはエアブラシがあればだいたいの塗装はできるので、
今までさわったことの無い方もぜひ作りに来てみてください。

ジャイアントロボver.2の2体目ができました。

先日のブログにて彩色見本を公開したジャイアントロボver.2ですが、
もう1体塗ってみましたので、コチラも簡単にご紹介させていただきます。
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形状的には何の変更もありませんが、色味を変えています。
今回の制作テーマは色味の変更と塗装のスピードアップです。
カラーリングに関しては映像作品リリース当時のB-CLUBの表紙画像を
参考に「あかるいむらさき」をメインカラーとしています。

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塗装の簡略化として、ほぼマスキングなしで塗装しています。
白目をオフホワイトにするためにマスキングしたほかは、一切マスキングせず
エアブラシによるフリーハンド塗装です。エナメル塗料も瞳まわりだけです。

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手順としてはサーフェイサーエヴォブラックで全身くまなく真っ黒にしてから
クールホワイトを混ぜて隠ぺい力を上げた各カラーを調色しています。

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本体ブルー・・・ミディアムブルー+マルーン+色の源シアン+クールホワイト
本体レッド・・・マルーン+ハーマンレッド+クールホワイト
バックパック・・・スーパーアイアンを角度を浅めに遠吹き
(サーフェイサー以外はすべてGSIクレオス社の塗料を使用しています)

2体並べて比較。
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夜間戦闘ver.とイラストカラーver.といった感じで色味が違いますね。
色味に関しては2個目の方が意外と評判良かったりします。

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今回のWFでも「ジャイアントロボ祭」として様々なイベント限定品が
発売されるのでファンの方はお見逃しなく!

話は変わりますが昨日「牙狼外伝 桃幻の笛」を観てきました。
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魔戒法師の「邪美」とその妹分「烈火」の物語ですが、
どっちかというと烈火メインのストーリーです。

公開まもないのでネタバレは控えますが、
これまでのTVシリーズ「暗黒魔戒騎士篇」「魔戒閃騎篇」の雰囲気が
好きな方には間違いなく、オススメですよ!

また、懐かしのキャラも出てくるので「白夜の魔獣」と
「RED RQUIEM」を復習してから見に行くとより楽しめると思います!

鍛える夏。

投稿日: カテゴリー 完成, 裏庭模型じゅーん

「鍛えてますから。」
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・・・ということで5月27日のブログで「仮面ライダーブレイド」、
さらに6月4日のブログで「仮面ライダーファイズ」の目覚まし時計の
リペイントをご紹介させて頂きましたが
第3弾「仮面ライダー響鬼」が完成しましたのでご紹介いたします。
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他のライダースーツの質感とは大きく異なるマジョーラカラーの再現が
「仮面ライダー響鬼」のポイントになるかと思います。
今回はパール塗料を使用してそれらしく再現してみました。

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頭部まわりはもっとも苦労した部位です。
赤いクマドリ(?)の面積が広く、「鬼」らしく恐いイメージにしたかったので
キツめにシャドーを吹いてます。影の面には色が異なるくらい黒くしています。
赤をマスキングしてから全面をブラックで塗りつぶしてからが楽しい時間。
中心のシルバーをホワイトパールのグラデーションで再現し、
そのまわりをピンクパール→パープルパール→ブルーパール・・・と
吹き重ねていきます。シャドーにあたる黒部も残し気味にしています。

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ボディまわりはシルバーのプロテクターがあるのでマスキング大会です。
パールのスーツ部を全部マスキングしてから再びブラックで塗りつぶし
先に制作されたブレイド同様スーパーアイアンを吹き、スモークで陰影を
キツめにつけています。前腕の赤ラインのみエナメルの筆塗りです。

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「ディスクアニマル」や変身音叉「音角」も判別可能な範囲で塗り分けています。
この辺は一般商品の塗りわけやスチール写真を参考にしています。
ゴールドにもクリアオレンジでシャドーをつけていますが、ちょっと薄すぎた?
しかし付属品はなんで音角なんでしょうか・・・音撃棒がよかったな?。

と、そんなこんなで完成いたしましたがいかがでしょうか。
見どころはマジョーラを使わずに再現した頭部と胴体まわりでしょうか?
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せっかくなので商品そのままとの比較も。
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あ?よかった。
だいぶカッコよくなってますね!

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というわけで仮面ライダー響鬼のリペイント作例のご紹介でした。
個人的に響鬼は平成ライダーの中でも大好きなライダーなので
こういうかたちで塗装する機会ができて非常に嬉しかったです。

さて次はワンフェス限定アイテムの彩色見本にとりかかります。
今年も新作アイテムが多いそうでヒヤヒヤしながらの(?)製作です?。

運命の切り札をつかみ取れ!

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本日はちょっと珍しいものをご紹介します。
仮面ライダーブレイドなんですが、普通のフィギュアではなく・・・

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なんと時計です!! デフォルメで可愛いです!! 

・・・というわけで本日のネタは市販品のリペイントものです。

こちらはリズム時計工業さんから発売されていた目覚まし時計です。

デフォルメ具合や素材感が実にイイ感じの商品で
ブレイドに変身する剣崎一真役の椿隆之さんご本人の声で起こしてくれる
ファン必携のオモシロアイテムだったりします。

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頭部、これはクリアー素材も使用されていて本当に良くできてます。
仮面ライダー特有の涙目も見事に再現されていますしね!
クリアーパーツはコンパウンドで磨くだけでかなりピカピカになります。

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クリアパーツ以外は全てブラックを下地として塗布しています。
アーマー部はメタリック塗装にシャドー吹きで鎧っぽさを出してみました。
赤いラインはハセガワさんの蛍光フィニッシュシートを細切りにして使用、
部位によってはシールのほうが塗装よりもキレイに仕上がるようです。

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腕部や脚部もはマスキングや筆を駆使して塗っています。
ブルー→マスキング→シルバー→つや消しクリアーの順です。
ツヤ消しはノンマスキングで慎重に吹き付けました。
この辺は面積も広いのでまだ大丈夫ですが・・・

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最大の難関はブレイドの武器、醒剣ブレイラウザーです!
素材がたぶん塩ビなのでお湯で温めて形状を修正してから塗装。
ラッカーとエナメル塗料、マスキング処理でひたすら丁寧に塗り分けました。
その甲斐はあった・・・かな?

ちなみに必殺技を再現しようと、逆手で持たせようとしてみましたが、
グリップ部の改造が必要だったので泣く泣く断念しました。

そんなこんなで完成した仮面ライダーブレイドです。
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色味はメディコム・トイさんのRAHを参考にしながら調色しました。
シルバー部に陰影をつけただけで大きく印象が変わりますが、
腕や脚のリング状の部分を濃い目のブルーにしたり、
額のグリーン部に光沢クリアーを筆でたっぷり盛ったりと
地味?にコダワリを盛り込んだりしています。

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市販品のリペイントにハウトゥは必要ないかもしれませんが
マスプロ商品に飽き足りなくなったらリペイントも楽しいと思います。
比較写真を撮っておかなかったのが悔やまれます・・・。

でも、まだ終わらない!
マジョーラカラーの「あのライダー」がもう1体あったりします。
それはまたいずれお見せできるかと思いますのでご期待ください。

原作版デビルマン(OVAイメージ版)の完成です。

先日ブログでご紹介しました原作版デビルマンのOVAイメージ版が
完成しましたのでご紹介させていただきます。
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「乗っ取ったと言ってもらおう」

メタルボーイヒーローズの代名詞ともいえるデビルマンですが
(ブルー・グリーン・Ver.2の3種類が発売されていますしね!)
原作版ということでアモンの力を取り込んだということで
ダークヒーロー感ただよう造型が素敵です。

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テクスチャーが施されていたり複雑な造型をしていますが
メタルボーイフォーマットなのでパーツ数も7パーツと抑えられています。
なので組み立て自体はあっという間です。
あとはどんな風に仕上げるかということですが
今回はOVA1話の「誕生編」のイメージで製作しました。

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仕上げるための主なラッカー系塗料です。
これにエナメル系塗料が数色プラスされます。
色数やマスキングも少ないので、ガレージキットが初めての方にもオススメです。

それでは簡単にカラーレシピをご説明していきます。

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頭部ブラック・・・ウィノーブラック
頭頂部レッド・・・マルーン+クールホワイト+モンザレッド

頭部の輪郭を走るレッドは頭頂部レッドを浅く吹きつけていて、
吹きすぎたらウィノーブラックをシャバシャバに溶いて修正します。
頭頂部はツヤをやや残し気味にしてます。脳ミソっぽいイメージです。

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ボディカラー・・・キャラクターフレッシュ1+キャラクターフレッシュ2+レッドブラウン+クールホワイト+ウィノーブラック
この色を配合率を変えてシャドーとハイライトを調色しました。
肩口の盛り上がり部分は体毛や翼と同じ色のイラストもありますが
ボディカラーの配合比を変えて一段階薄い色を吹いています。

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そして今回のキモ。通常の原作版と大きく異なる体毛の色です。
体毛パープル・・・マルーン+色の源マゼンタ+色の源シアン+ウィノーブラック
毛がムラサキなのは、たぶんディスコの照明だと思うのですが
あまりにもサイケデリックにするのもなんなので、
肌の色に合いつつ、ギリギリ体毛っぽく見えるようにしました。

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ツメはレジン地にエナメル塗料のクリアオレンジを筆塗りしています。
また腕部はせっかく血管表現があるのでシャバシャバに溶いた
エナメル塗料のクリアーレッドをニュアンス程度に筆で乗せています。

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翼レッド・・・マルーン+モンザレッド+ウィノーブラック
翼ブラック・・・ウィノーブラック

そんなこんなで完成です。
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そういえば瞳はエナメル塗料のブラックで描いているのですが、
エナメル塗料で目元と目尻にクリアーレッドを塗ったり、
白目の周りにクリアーオレンジを吹きつけたりしています。
瞳の面積が広いデフォルメなので間が持つようにすると良いようです。

個人的には小学生のころスーパーファミコンで「CBキャラウォーズ」や
「バトルドッジボール?」をデビルマンでプレイしていた記憶があります。
瞳の黒目がちょっと大きめなのはその名残だと思います。

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「メタルボーイヒーローズ第14弾 原作版デビルマン」は好評発売中です!
みなさんも自分のイメージを膨らませて制作してみてください!

→オンラインショップはこちら

原作版デビルマンをOVAイメージで制作中です。

投稿日: カテゴリー 裏庭模型じゅーん, 製作中

いきなり生首ですみません!
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先日発売された「MBH-14 原作版デビルマン」を製作中です。

思い入れある方は各々のイメージで塗られるかとは思いますが、
自分はこの前DVDが発売されたOVA版のイメージで塗装しています。
まだ途中ですが製作中の方はご参考の一助にしていただければ。

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肌はこんな感じです。アップ時と、遠景時では色味が異なるのですが
(遠景時はかなり白めの肌色になっているようです)
今回はアップ時を参考に茶系をメインに調色しています。

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体毛の色に関してはいろいろ考えるところがあります。
OVA版の地下室ではディスコの照明のせいか「むらさき」に見えます。
シレーヌ戦は夜間戦闘だったので体毛は「くろ色」に見えました。
今回は初変身のイメージで「むらさき」を調色してみました。

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腕や脚は血管の陰影やツメの生っぽい塗装をそれらしく。

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羽根は内側が「あか」で外側が「くろ」のようです。
マスキングをしながら赤黒?く塗装していこうと思います。

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デビルマンはイラストやポスター、映像作品などで
微妙に、あるいは大幅に(?)色味が異なっているので
自身のイメージにあわせた塗装が楽しいキャラクターだと思います。

こちらのデビルマンは完成後、ホームページのギャラリーに
アップしたいと思っています。
ご期待いただければ幸いです。