本日は1月12日(月)に開催されたMa.新年会用に作っていた1/20スノウマンの塗装法を含めたご紹介です。
後日ブログで紹介しますと書いておきながらずいぶんと経ってしまい、申し訳ありません。
全パーツにサーフェイサーを吹いたところです。ガイアノーツさんのメカサフヘヴィをエアブラシで吹き付けています。
今回はAFVモデルの仕上げ方としてよく見られるようになったヘアスプレー塗装法を試してみます。
ヘアスプレー(今回はケープスーパーハードを使用)の上にラッカー系塗料を普通に塗装し、その上に燃料用アルコールを塗ってケープの層をラッカーの塗膜ごとはがす塗装法です。実際に塗膜をはがすのでハゲチョロを描きこむよりもリアルになるのか?という試みです。
サフの上からケープを吹きます。写真は2回ほど吹いた状態です。ケープは紙コップに取り出してからエアブラシで吹き付けるのがベターらしいのですが、このときは急いでいたのでスプレー缶からそのまま吹き付けました。
ラッカー系塗料の本体色を吹きつけます。ここではガイアノーツさんのニュートラルグレー?を使用しました。ケープ吹きつけからは2日ほど経っています。
多分ケープを吹きすぎてしまったからだと思いますが、少し垂れてしまった部分がホワイトを吹いてから見つかりました。ここは気をおおらかに塗膜を剥がす部分として、そのままにしておきました。
ホワイトの上から燃料用アルコールを平筆で軽く乗せていき、数秒経ったあと固めの毛先でこすった状態です。このあと同じ作業をエッジを中心にほどこしていきます。体感としてはちょっとずつアルコールを付着させていくことがコツかと思われます。広範囲につけると膜のようにベロっと塗料が剥がれてしまうので、見栄えを損う可能性が高いです。
あとはデカールを貼り付けて、細かいところを筆塗りして、半ツヤトップコートをかけて完成です。
ほとんどウェザリングはしていないのでアッサリめですが、なんとか初マシーネンができました。
背中まわりのパイプはスプリングの中にアルミ線を通しています。足回りはビニールコードを使うのが定番らしいのですが、パッケージアートからは判別できなかったのでスプリングの中に真鍮線を通して再現しています。接続部は真鍮パイプを埋め込みました。
手や排気口などメカっぽい部分はブラックを吹いてシルバーでドライブラシ。シタデルカラーのクリアレッドとクリアブルーを筆で塗ったあと、オイル色で味付けしてあります。
メタルボックスで開催された制作会で知識や技術を教えていただいたこともあり、何とか完成しました。好きに改造したり塗装したりする自由度が高いのもMa.Kの特徴と言えるので、来月開催の模型コンテストに作ってみるのもいいかもしれません。