ゲーム紹介(プレイステーション編・6)

投稿日: カテゴリー 徒然

こんにちは、気が付けば9月に入っておりました。今月が終われば、今年も残すところあと四分の一ほどになってしまいます。恐ろしいものですね。

ついこの間新年を迎えたばかりのような…………気もしませんね。気の所為でした。割と今年はなかなかに長く感じております。

というよりもどうやって新年を迎えたかも正直あんまり覚えておりませんので単純に私の記憶の問題のような気がしてなりません今日この頃、皆様は今月後半のゲームの内、何を買われるか決めましたか?(購入前提の話題)

今月は個人的にやりたいゲームが沢山発売する予定なので頑張って今積みかけているゲームをきちんとクリアしていきたいと思っております。

さてそれは兎も角。今回は前回に引き続きプレイステーションソフトのお勧めゲームソフトの御紹介をしていきたいと思います。

こいついつもゲームばっかり紹介しているな、と感じたあなたは正解です。自分もそう感じておりますので。しかしながら、出掛ける機会が極端に少ないのでお許し下さい。ボルガ博士もお許しください(爆発音)。

さてお話を戻しまして、今回御紹介するのはこちらの作品です。

『ヴァルキリープロファイル(VALKYRIE PROFILE)』

またもや有名タイトルで申し訳ないですが、お勧めなので御紹介させて頂きます。有名タイトルなのにはそれだけの理由があるものです(プラス方向、マイナス方向問わずでは御座いますが)

まずこちらの作品のジャンルですがRPGとなっております。というよりも私が御紹介したいタイトルの八割強がRPG・アクションRPGなどです。好きなんですよね、RPG。段々と強くなっていくキャラクターの成長過程を見るのが楽しいですし、何より一人で出来ますし。

最近のゲームは一人で出来ないというよりもマルチプレイ前提の物もかなり増えてきているので、こういった一人でじっくりプレイ出来るソフトというのは私にとってはとても有り難い物です。

都合によりゲーム内画像が御用意出来なかったので、もし宜しければこちらのヴァルキリープロファイル公式サイトやプレイ動画等を御参考になさりながらお読み頂ければと思います。

あらすじと致しましてwikiさんに聞いた内容をかいつまみますと『ヴァルキリープロファイルシリーズの第1作。北欧神話をモチーフに、命を落とした英雄たちの魂を運ぶとされる半神半人の女神ヴァルキリーを主人公にしたRPGで、大勢の英雄の魂を集めて彼らの成長させつつ、その中からパーティを編成して冒険に赴き、タイミングよくボタンを押してコンボ(連続攻撃)を繋げて戦ったり、ジャンプや足場の配置といったアクションを駆使してダンジョンを踏破するなどして、物語を進めていく』という感じです。ありがとうwikiさん。

そう、この作品は北欧神話をモチーフにしております。北欧神話と聞いてパッと出てこない方もいらっしゃるかもしれませんが大丈夫です。私も殆ど知らない子供時代にプレイしましたが滅茶苦茶楽しめたので特に気にする必要は無いです。ですが、もしお時間があるようならば北欧神話の大まかな流れなどに目を通しておくとストーリーを一層楽しめるかもしれません。

もしくはゲームに登場した神などの名前を検索してある程度の知識をその都度入れておくのも良いかもしれませんね。ブラッドボーンの時などもそうでしたが、ゲームや映画などの世界観の背景知識などはあって困る物では無いと思います。それがたまにネタバレになるという決定的な致命点は御座いますが……。

さてこのゲームの主な目的はアース神族の王オーディンに『そろそろヴァン神族との最終戦争が近いので亡くなった人の魂を育てて戦力として天界に送ってね』と頼まれた主人公のヴァルキリーが「おk」ということで、その命の通り英雄となり得る魂を集めていくものです。嘘です、こんな軽いノリでは無いですが内容的にはこんな感じです。

ヴァルキリー(レナス)が空を飛び回りつつ、地上の気配を感じ取ることで死に際に瀕しているキャラクターのボイスが再生されます。その際のBGMとボイスが見事にマッチしており、何か神秘さと不気味さを混ぜ合わせたような雰囲気になっております。私はあのキャラクターを探す瞬間がとても好きです。

このゲームでは一人一人にその人自身の物語のスポット(死に際)があるので感情移入しやすく、キャラクター愛を芽生えさせるにはとても良い作りにしていると思います。実際、その人物のことが深く知れるので、きっとプレイした方は御自身の好きなキャラクターを見付けることが出来ると思います。

ちなみに私はジェラードという序盤で仲間になる王女のキャラクターが大好きです。ワガママ王女様、だけど根はとても良い子でツンデレ……という感じのキャラクターが実は大好きです。

彼女の最期は御自身の目で確かめて頂きたいですが、実はPSP版にはこのシーンの追加ムービーがあります(スマホ版はちょっとあるかわからないですが)。私自身はPS版でしかプレイしていないので動画で観ただけですが、あのムービーを観るだけでもPSP版をやる価値はあるので、もしまだプレイしたことの無い方はPSP版をプレイされるのも良いと思います。

ちなみにPSP版では、PS版の時にあったバグなどがある程度修正されているようです。ただフリーズなどはどうしてもあるようなのでこまめなセーブが必要かと思われます。私は大丈夫だったのですが、当時プレイされた方は『ドラゴンドレッド』という技名を口にするだけで盛り上がるか、震え上がることでしょう、恐らく。

ではRPGにおいて肝心要の戦闘についてお話していきましょう。戦闘は最大四人からなるパーティで行います。それぞれにコントローラーの『○ × △ □』のボタンが割り当てられ、そのボタンを押すことによって攻撃が繰り出されます。

キャラクターによって攻撃方法や攻撃場所などが異なっているのでタイミング良くボタンを押さないとコンボが途切れてガードされたり攻撃が当たらなかったりするので、自分の選んだ四人のパーティの攻撃を良く観察する必要があります。

そしてこのゲームの魅力の一つである「決め技」ですが、攻撃を当てることによって増えていくゲージが100になれば使える技です。キャラクターそれぞれに固有(魔法使いキャラクターは装備品などによって決まります)の「決め技」があり、それを一人一人観ていくのも非常に楽しいです。たまにあまり当たらない「決め技」などもあって、それはやはりネタにされがちという悲しいキャラクターも居ます。

あと印象に残るといえば、やはりずっとパーティキャラに居座り続けるアリューゼさんや、とてつもない強さを誇るフレイさんだと思います。それぞれの「決め技」の台詞や、敵を倒した後の台詞なども大好きです。

さて、その「決め技」で再びゲージを溜めて、その次も溜めて……と、最大四人の「決め技」を決めることが出来るので爽快感抜群です。それがあるのでこのゲームは戦闘が非常に楽しいです。こればかりは実際にプレイして頂ければわかる楽しさだと思います。RPGにおいて戦闘が楽しい、というのはそれだけでプレイ価値があると私は思っております。例えストーリーが酷くても……システムが酷くても…………いや、さすがに度合いによりますかね。

また、敵のダウン中に攻撃を当てたりすると経験値が増えたり戦闘に有利なことが起きたり宝箱が出現したり……つまりはどれだけ効率良く味方の攻撃を途切れずにヒットさせていくかのゲームでもあると思います。

成長システムも自分のお気に入りのキャラクターを鍛えていったりバランス良く鍛えていったりが出来るので自由度の高いものとなっております。しかしながら、ちゃんと天界に戦力を送らないと最終的にバッドエンドを迎えてしまうこともあるので世知辛いものです。きちんとお仕事をしないといけない、というのは地上でも天上でも同じなのですね。

ちなみにエンディングも種類がありますが(計三種類)、一番良いエンディングを観るのはなかなかに難しいです。絶対攻略が必要かと問われれば実のところそこまでではないですが、私は何度やってもそのエンディングに辿り着けないので諦めて攻略を見てしまいました、すみません。誰に対して謝っているのかわかりませんが、恐らくそれは自分自身かもしれま蟹食べたくありません?(突発的蟹食衝動)

最後に、この作品において戦闘開始時のレナスの台詞が大好きな人は多いことでしょう。かく言う私もその一人です。

通常戦闘での「死の、先を逝く者達よ」やボス戦での「我と共に生きるは霊験なる勇者、出でよ」など、格好良いものが多く、恐らく回数も滅茶苦茶聞くのでこのゲームをプレイしたことのある方の殆どはまだ覚えてらっしゃることでしょう。またそれを盛り上げるように素晴らしい戦闘BGMもあり、戦闘の度に楽しめること間違い無しです。

……といった感じですね。ちなみにシリーズ続編の『ヴァルキリープロファイル2-シルメリア-』(PS2)もプレイしましたが、面白いものの、やはり初代には届かないという印象でした。良いゲームなのは良いゲームなのですが。主人公のアリーシャちゃん可愛いし(重要)

という訳でかなりお勧めのソフトなので、是非宜しければプレイして頂ければと思います。それでは今回はこの辺で、また次回お会い致しましょう~。