ゲーム紹介(『Bloodborne(ブラッドボーン)』)

投稿日: カテゴリー 徒然

こんにちは、暑い日々が続いております今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

こういう書き出しをしておけば無難だということを知ってからは乱用してしまっている訳なのですが、そろそろ面白みというか芸術点が低い気がしている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか(時間差全体二回攻撃の人は好きですか?)

さてそれは兎も角、今回はそう言えば御紹介していなかった(はずの)お勧めのゲームソフトがあるのでそちらの御紹介をしていきたいと思います。もし遠い昔に御紹介していたとしても、その記事は見なかったことにして下さい。

※ネタバレはそこまで無いように努力は致しておりますが、気になる方は御遠慮下さいませ!

『Bloodborne(ブラッドボーン)』

仮に私が「PS4でお勧めのゲームソフトある?」と問われれば一つ目か二つ目にはこのゲームのタイトル名を口にしていることと思います。それくらいには好きです。

先に断っておきますが、別に私は『Bloodborne』をプレイして頂いて、その難しさに大いに苦しんで頂きたいとかそういう魂胆で御紹介記事を書いている訳ではありませんからね。いや本当ですよ本当です。

さてまず始めにこのゲームのジャンルですが、アクションRPGになります。ステージを歩いて向かってくる敵を倒しながら進んでいくというシンプルでわかりやすいジャンルになります。

ただし難易度はかなり難しいです。同じようなシリーズ作品デモンズソウル、ダークソウル経験者でも苦労する作品になります。敵の動きを見極めながらこちらの行動を的確に決めていくことが大事なのは同じなのですが、問題はその行動の種類というか傾向ですね。

ダークソウルなどは盾を構えつつ、敵の攻撃を防御したり時にはパリィする、という行動が多いですが、ブラッドボーンには盾の代わりに銃が主な装備品になります。銃では勿論防御が出来ないので、必然的に避けるか、もしくはタイミング良く銃を撃ってパリィを取るという行動が必要になってきます。

ブラッドボーンにも盾はありますが、正直頼りないので使う方は少ないかもしれません。

また、ダメージを受けた直後は逆に相手にダメージを与えることで回復するというシステムもあるので、ダメージを喰らって一歩引くよりも一歩前に、という戦法が大事になってきます。

なので、前者の行動の傾向は慎重になることが多いですが、後者は自分から向かっていくことが多いので最初は私も戸惑いましたが、個人的にはこちらの方が好きかもしれません。何度か書いているかもしれませんが、私は基本的には脳筋プレイが多いのでそちらの方が性に合っております。

まず開始直後に暗い部屋から丸腰でスタートして、最初に出会う敵に大体の人が倒されてしまうことでしょう。ただ、それはこのフロムソフトフェアさんの挨拶みたいなものなので、そこまで気にする必要は無いと思います。倒されて得るトロフィーも用意するくらいですし。

……とは言うものの、その後に武器を手に入れたからといってバッサバッサと敵をなぎ倒していける訳ではありません。弱い(扱いの)敵も二匹、三匹と集まればボッコボッコにされてしまうことも多々あります。勿論、一対一で負けることもしばしば柴犬飼いたいですね(詠唱魔法)

そんなギリギリの戦いを強いられながら、物語は進んでいきます。ストーリーは正直一周プレイしてもさっぱりだという方は多いと思います。先に言及してしまいますと、このゲームは『クトゥルフ神話』という神話を元に作られております。なので、その辺りの知識が殆ど無い方はネット上の解説などを読まないと理解には届き辛いかもしれません。

かく言う私も正直そこまで詳しくないので、二周ほどクリアした後でようやく解説を読んでやっと物語を理解することが出来ました。出来ました、といっても100%、マジLOVE1000%理解出来た訳では決してありません。正直、全てを理解するのは不可能かもしれません。というのも、フロムソフトフェアさんには全てを描写しないでプレイヤーに想像を委ねるといった部分も多いからです。

恐らくこうだろう、いやきっとこうだろう、という考察の部分が非常に楽しいゲーム作品でもあります。また、ゲーム世界を彩るBGMも耳に残るものばかりですが、聴いている余裕が無いことも多いかもしれません。

更に隠し要素もなかなかに多いので(しかも物語としては重要な部分も含みます)全てを自分自身で発見するのは非常に困難でしょうが、最初の一周は是非是非自分の力だけでクリアして頂けるときっと楽しめると思います。まあ、これは他のゲームにも言えることではありますが、攻略はなるべく見ない方が楽しいと個人的に思っております。

……なんて言いましたが、真のエンディングに辿り着くには攻略を見ないとほぼ不可能では、みたいなゲームも最近多いですよね。いや誰が見付けられるんだ、みたいな要素も結構ある気がしております。なので、私は一周か二周クリアしたところでエンディングの種類と隠し要素があるのかどうかだけ確認することにしております。

大丈夫ですよ、世の中には三周目に入らないと使えない技を持つキャラも居ますので、一周二周くらい攻略を見ないでやるくらいが丁度良いと思います。極端なお話ではありますが……。

多少話が逸れましたが、お話は基本的に暗めです。ダークファンタジーと呼称すれば良いかもしれません。しかしその分、その世界観にドップリと浸かることが出来るくらいに造り込みが素晴らしいので、きっとこの作品の世界にハマってしまうことでしょう。敵の禍々しさも個人的にお気に入りポイントです。

あと、ボスは殆どが手強いと思って頂けると心がなるべく折れづらいのではないでしょうか。最初のステージのボスが倒せなくて投げ出してしまう、なんて方も多かったようです。きっと心が折れそうになることも多いかもしれませんが、是非最後までプレイして頂きたいと思っております。

ちなみに最初のステージのボスの場所に迷い込み、そのボスが強いので他の所でウロウロしていたら、これまた強い中ボスに出会ってしまうなんていう心折……ではなく親切設計も用意されております。素敵ですね。

ちなみにこのソフト、DLC(ダウンロードコンテンツ)があるのですが、そちらも是非プレイしてみて下さい。本編クリア少し前くらいに行って頂けると丁度良いのではないかと思います。そのDLCがセットのパッケージも発売されておりますので、そちらも宜しければチェックして頂けると良いと思います。

最後に。そのDLCにも多少関連するのですが、この作品中には『獣性』『啓蒙』という二種類の相反する数値があります。それぞれ上げるとステータスに若干影響をもたらす数値なのですが、特に『啓蒙』とはなんぞや、という方もプレイ中に思われた方は多いのではないでしょうか。私もその内の一人です。

しかしながら、その啓蒙数値を上げて行くに連れてどんどん世界に変化が起こっていく様が私は特に大好きでした。もし興味のある方は是非溜めてみて下さい。きっととある場所で非常に驚くことでしょう。こういった神話に基づいた世界観の構築がこのゲーム作品の大きな魅力の一つだと思います。

個人的にこの作品中に登場する台詞というか文字の中で一番印象に残っているのは『宇宙は空にある』という言葉です。このゲーム作品のお話を上手に表現している言葉だと思います。

私はこのゲームを二周プレイして(二周目はDLC込み)、その後すぐ考察を数時間以上にわたって読み漁ってしまうほどにはドハマリしました。その後また三周目も始めました。

今でも暇があると改めて読み直してしまいます。もし宜しければ考察も読んで下さい絶対読んで下さい(唐突な強制力の行使)

さてでは今回はこの辺で。ゲームプレイ自体の内容にはあまり触れていない気がしますが、そこはいつものことですので気にしないで下さい。ではまた~。