本日は6/15-16に開催された千値練さんの10周年記念展のレポートの続きです。
千値練さんの商品の歴史をアーカイブとして堪能したあとは、
商品をよりカッコよく楽しむ写真が並んでいます。
SNSなどではオモチャの写真、略してオモ写と呼ばれることも。
ピックアップされた商品の詳細と、
超絶カッコ良い写真が交互にディスプレイされています。
エフェクト的な画像加工はあっても、可動や彩色、パーツの継ぎ目などは
完成品そのまんま。素材がよいからこそ、写真がより映えます。
中国工場での品質管理のレベルの高さも千値練さんならでは。
カッコよいなぁ、買っとけば良かったかなぁ、でも再販ないしなぁ・・・と
順路を進んでいくと、だいぶ大きめのメカトロウィーゴがお出迎え。
千値練さんのかなり多くのラインナップを占めるメカトロシリーズ。
これだけで1コーナー出来てしまっているほどの盛況っぷりです。
まずはエンドユーザーによるアイデア作品が展示される
「みんなのメカトロウィーゴ10」もう10回目なんですね・・・!
ペイント部門、カスタム部門、ディオラマ部門の3部門で
おそらく100以上の作品が集まっています。
参加は抽選で選ばれているので応募総数はもっと多いはず。
輸送、展示、返却、参加賞など、けっこうなコストがかかりますが
ユーザーを大切にする千値練さんらしいイベントです。
以下、気になった作品をピックアップ。
千値練さんのメカトロ関連商品だけでなく、WFで販売されたレジン版、
ハセガワさんのプラモデルまでもが参加対象にされている懐の深さには脱帽です。
立体物から始まりましたが、短編アニメーションも制作されたメカトロウィーゴ。
アニメ用の資料が惜しみなく展示されていました。
キャラクターデザイン、メカデザイン、背景などなど。ファン垂涎です。
アニメ版は完成品TOYやプラモデルともプロポーションが異なるのが趣深いです。
ちなみにアニメーションを製作されたのは「WIT STUDIO」さん。
「進撃の巨人」や「鋼鉄城のカバネリ」などで有名なスタジオさんです。
これまでに発売された、または企画中のウィーゴが一挙展示です。
千値練さんが送り出すまさかのプラモデルシリーズ「シンプラー」
今週あたり入荷予定です。写真は限定版の作例です。
第一弾はもちろんメカトロウィーゴ。
肉抜き穴が発生しても、パーツ数を抑えて、ひたすら組み立てやすく、
塗りやすく、完成しやすくしたシンプルなプラモです。
ハセガワさんの新商品メカトロメイトも作例が展示されていました。
アイアンマンマーク85っぽかったり、レスキュースーツに似ていたり、
自分の好きな色に塗って動かして楽しむ2体セットのプラモデルです。
迂闊にもパネル写真を忘れてしまいましたが、ここからは気になる新商品!
RIOBOT テッカマンブレード! もう色もついてる!
やった!ブレード世代の俺、超嬉しいです!
マッシブなプロポーションがfigmaと差別化されていてナイスです。
ぺガスは・・・まぁいいか? むしろエビルを・・・!
まさかのサムライトルーパー! 着れるの?着れちゃうの?
すでに可動部も仕込まれていて、製品版が楽しみです。
シリーズ続くのか・・・? 続いてくれー。
2019年にまさかのゴーバリアン。
大張氏の描く通称「オーバリアン」も選択式!
グッドスマイルカンパニーさんのプラモデルもそうですが、
やっぱりダイナミックさんのスーパーロボットは不変の人気ですね。
幻魔大戦のベガ。
約1/6スケールのビッグサイズ。
なんというか、ラインナップがガレージキットと完成品TOYを出していたころの
往年のマックスファクトリーさんみたいで大好きです。
アメコミも元気だよ、ヘルボーイ!
1/12スケールとやや小さめながら、赤い肌や右腕が目を引きます。
コートが布製というのが今風のフィギュアで良いです。
デザイン画のみの展示も。ってまさかの武者エヴァ!?
ニンジャバットマンのデザイナーさんが書き起こした初号機。
似たようなコンセプトの完成品TOYがあるような気がしますが、
きっと気のせいです。気のせいですとも。
魅惑の物販コーナーにはスペースの関係か、ぶつかると危ないからか、
わかりやすいところに展示されなかった販売物のサンプルたち。
ワンフェス限定品や今ではあまり見かけない商品、先行販売などがあったせいか、開場3時間以上前から並んでいるお客さんもおられたようです。
物販コーナーのたぶん一番人気アイテム。
1/6 ルーデンスのBlack VER.です。
上海ワンフェスではデザイナー新川洋司氏が購入者に
直筆サインを書いていたことも話題になりました。
アーカイブコーナーにひっそりと貼られた2枚の写真。
たぶん創業メンバーのかたがたかと思われます。
ここから「千の価値を練る」会社が生まれたと思うと、
いちファンとして感慨深いです。
駆け足でしたが、千値練さんの10周年記念展のレポートでした。
千値練さんの一般商品は受注期間内であれば、ほぼ確実に手に入ります。
原型師買い、設計会社買い、デザイナー買い、キャラクター買いなど
どんな要素でも気なるアイテムは予約が必須です。
ちなみに僕が欲しかったのは現場を仕切られておられた
スタッフさんが身に着けていた千値練オリジナルエプロンです。
(スタッフ用なのでもちろん非売品だと思いますが・・・)
品質高位(だったかな?)の刺繍が日本酒の杜氏さんぽくて、なまらカッコ良い!
シンプラーも先行販売分を購入しましたので、
ハセガワさんのメカトロメイトとともに、いずれご紹介できればと!