本日はお客様のプラモデル完成品をご紹介いたします。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」よりHGガンダムグシオンリベイクを制作されました。
製作者はカメイ様で、今年のメタルボックスの模型コンテストにおいてガンプラ部門で優勝された方です。
こちらが優勝作品のガンダムバルバトスを流用した「HGIBO ギャン」です。ていねいな工作と塗装が魅力の作品です。
で、今回息抜き(?)にサクッと制作してみます…とのことでしたが、かなり手が入っています。
頭部はギャン制作時のバルバトスを流用されていてヒロイックな感じを受けます。パッと見だけではどこに工作が加わっているかわからないくらい完成度が高いのですが、肩のリベットや、装甲のスジボリ追加などがわかりやすいでしょうか。
塗装はモデルカステンさんのシナイグレーを本体色にしつつ、スカイブルーやスチールホワイトが差し色になっています。さらに劇中の印象からチッピングやウェザリングを施してベタ塗りでも単調にならないようにされています。左肩のKPはご本人のブログ「かめしんプラモデル」のイニシャルです。このリベイクの制作記事も掲載されているので、気になる方はチェックしてみてください。
ボディの各所に貼ってあるデカールはMa.Kのものを使用し、ネイティブインディアンをイメージされています。ふくらはぎ下部のスジボリも新規に追加されていますが、ヨレもなく非常に丁寧です。
武装は右手にハルバードと左手にチョッパーを武器セットから選んで持たせています。刃部分はシルバー下地にグレーを吹き、180番のペーパーで軽く磨いて使用感を表現されています。
ご本人に許可をいただいていたので、ちょっとだけ動かさせてもらいました。
ギャンのときもそうでしたが工作と塗装にアラがないので、ウェザリングやダメージ表現、細かな塗り分けや追加ディテールなど作品の見どころに目が行くので「ホントすごいなぁ」という感想です。
ということでお客様の完成品をご紹介させていただきました。こちらの作品はしばらく2Fショーケースにて展示させていただいておりますので、ご来店の際はぜひご覧くださいませ。