基本的には店頭在庫ではキャラクタープラモデルしか置いていませんが、珍しく飛行機のプラモデルのご紹介をしてみます。
写真の箱はタミヤ(イタレリ)さんの1/72 F-35AライトニングIIです。
トムキャットやファントムがS130フェアレディZのようなロングノーズショートキャビン的なプロポーションに対して、ライトニングIIは、シビックやランエボのような鼻の短いずんぐりとした印象があります。
この機体は今年航空自衛隊にもまず4機引き渡しが決まっているらしい最新鋭ステルス機です。
個人的にあまりピンとこない機体でしたが、ちょっと興味が出てきたのでプラモデルをみてみようかと。
箱を履けてみると・・・ランナー2枚。
キャラクターモデルを作り慣れているモデラーだとビックリする少なさかと思います。
でも近年の飛行機プラモデルの中でもパーツ数は少な目かも?
ビニール袋越しにキットをチェック。
メリハリは強め、モールドはダルめのようです。
機体表面には変な梨地処理がされているようです。レーダー吸収素材の模型的表現?
たしかガンプラのMSVくらいの時も素材感の演出で梨地表現がされていたことがあったと思います。
エンジンが一本丸ごと入っているのは、1/72ではこれだけなのでお得と聞きます。
普通に組上げてしまうと、見えませんし、外せないようです。
兵装庫などの内部もディテール再現されています。
まだまだ機密だらけの機体なので実機の再現かどうか不明ですが。
盛り沢山な内容の良い感じのキットなので、どういう風に仕上げるか夢膨らみます。
そのうち時間ができたら作ってみたいです。
今回のご紹介キットのA型だけでなく、垂直離着陸のSTOVL機能のあるB型、翼面積の大型化やダブルタイヤ、アレスティングフックなどを追加した艦載機仕様のC型と今後の展開が楽しみな機体でもあります。
話によると、ニミッツ級だけでなく今年就役予定の史上初の電磁カタパルトを搭載したジェラルド・R・フォード級にもF-35は配備予定らしいので、なんだか近未来感あふれる組み合わせだなぁと思う今日この頃。
ということで、店頭にないスケールモデルなども問屋さんにあればお取り寄せ可能ですので、お気軽にレジスタッフにお声掛けください。