先日、テストピースでご紹介したガイアノーツさんの
偏光パールカラーの作例ができましたのでご紹介します。
前回はボディだけでしたが、なんとか全塗装まで終わらせることができました。
バンダイ1/12ファーストオーダー ストームトルーパーです。
塗装手順はガイアマルチプライマー→ピュアブラック
→プリズムブルーグリーン→光沢クリアーになります。
偏光パールカラーのコピーとしては見る角度によって色が変わる…とありますが
曲面主体に見えて実はのっぺりした面も多いトルーパーでは
丸で囲んだ部分がわかりやすいかと思います。
向かって奥側にブルーが見えるように偏光します。
もう一色テストしてみました。
バンダイのプチッガイを塗装してみました。
手順はグレーサフ→光沢ブラック
→光沢クリアーを4割ほど混ぜたプリズムマゼンタゴールドです。
仕上げ方法を変えたのはトルーパーのブルーグリーンの粒子が
クリアーコートによって色が一段階沈んだように見えたので、
あらかじめクリアーを混ぜてみてはどうかという実験でした。
偏光の効果は写真でもよくわかるかと思います。
手前がマゼンタで奥にいくにしたがってゴールドが見えるようになっています。
シールでは再現しづらいような形状のセンサー部分には有効そうな印象です。
ただ、こちらもパールだけで吹きあがったときのほうが
偏光の度合いはイマイチなものの粒子が細かく発色して見える気がします。
ガイアさんのホームページに掲載されているテストピースには近いので、
問題ないとは思いますが。
今回使用したのはこの2種類の塗料です。
この調子で仮面ライダー響鬼に使えるシアンパープル系の
偏光パールカラーが発売されるのを期待したいです。
塗りあがった2体は1Fショーケースにしばらく展示していますので、
ご来店の際はぜひ現物をご覧いただければと思います。
ガンプラの素組みストックが自宅から発見されたので出してきました。
シタデルカラーの実験も引き続き進めていきたいと思います。