先日のT&Aプラモ祭りで製作した作品をご紹介させていただきます。
タミヤの1/35フェートンAB型です。生産された車両の多くがカラーリングをカーキ色にされ日本陸軍に納品されたそうです。そのときのコードネームがABR型だったということで、今回はABR型ぽく見えるように塗装してみました。
ミリタリーの知識がほとんどないので、インターネットで調べた写真をもとに、アレンジを加えて製作しています。
まずは搭乗しているフィギュアですが・・・
タカラトミーアーツさんのカプセルトイ「ぽっちゃりソルジャー」を使用しています。もともとはグリーンアーミーメンみたいな緑色の成型色なので、シタデルカラーで筆塗りしています。
コミカルな印象を狙ったのですが、塗ってみると「フルメタル・ジャケット」にいそうな軍人になってしまって、もっとポップなカラーリングにすればよかったと反省。
ぽっちゃりソルジャーを乗せるために車両のインテリアを改造しています。
前列と後列シートの中間にあった補助席をつぶして、前後シートの座席面積を5ミリほどエポキシパテで延長しています。後列は観測手がフィットするようリューターで座面を削っています。前列はスナイパーが座る予定でしたが、ハンドルやダッシュボードに干渉して座れなくなってしまいました。
フェートンの特徴的な幌(ほろ)はつや消しで仕上げています。キットでは選択式で幌を展開できるようです。
塗装は全体をサーフェーサーエヴォブラックでつや消し黒にしてから本体グリーンや金属部のシルバーをエアブラシで吹き付けています。細かいところはシタデルカラーの筆塗りで対応しています。
タミヤさんのプラモデルを作ったのは「風立ちぬ」をみて1/72零戦をパチ組みしたのが初めてで、塗装して仕上げたのはこのフェートンが初めてですが、意外となんとかなるものですね。たまには作ったことのないジャンルの模型を作ってみるのもいいかもしれません。