きのうボークス大阪ショールーム8Fで開催された模型イベント「T&A祭り」に行ってきました。
T&Aとは「タンク・アンド・エアクラフト」のことで、レギュレーションに沿ったスケールものの模型を作ってみて、初心者もベテランも関係なく楽しもう!ということです。
各部門で気になった作品をピックアップしてご紹介します。
まずは戦車部門。
35トン~45トン限定です。知らなければ調べてみて、スケールものの知識を深めることも趣旨のひとつとなっています。
10式戦車に電飾をほどこした作品。「ガールズアンドパンツァー」の蝶野教官が乗っていますね。
もしかしたら起こりえたかもしれないシチュエーションをディオラマにした作品。
「ミーネンロイマー」という重地雷処理車。戦車っぽくないデザインが面白いです。
一台の戦車をカットし、人間を組み込んだビネット。映画の人物紹介シーンにありそうな構図です。
続いてフューリー部門。
昨年公開の映画「フューリー」にスポットを当てた部門です。
車両だけでなく人物や建物を作りこんだジオラマ作品が目立っていました。
圧倒的な完成度の2作品が目立っていました。
どちらも車両そのものとトラック内部の作りこみの密度が非常に高く魅力的です。
土曜日時点ではパーツの切り出しすら終わっていませんでしたが、自身の作品もなんとか完成して参加してきました。
後日ブログでご紹介できればと思います。
飛行機部門。こちらは重量ではなく、国籍で分けられています。
今回はロシア、中国、共産圏がテーマでした。
パッと見で目を引いたのはこの作品。大きいだけでく塗装もすごい・・・と思ったら納得の雑誌作例でした。
ロシアの戦闘ヘリ、ハインド。1/35スケールでとても大きく曲線のボディがグラマラス。
たまごひこーきも参加可能ということで、主催の方の作品も展示されていました。
アリイの電動歩行ガッパに共産圏マークを貼り付けて参戦!こんな離れ業の作品で参加できるのも、T&A祭りの懐が深いからでしょうね。
最後は初心者部門。
どう見ても初心者じゃないですよね・・・な作品も多数見受けられたおもしろコーナー。
時間の都合上少ししか会場にいられなく、後で聞いた話では集まった作品数は140を超えたとのことで盛況なイベントでした。
次回はモデルグラフィックス誌に付属していたトムキャットをフューチャーして「可変翼部門」が設けられるようです。なんとマクロスの「バルキリー」も参加可能だとか!とても楽しみなイベントになりそうです。
メタルボックスでも制作会をさせていただいて、モデラーさん同士の交流につながったと思います。参加された皆さまお疲れさまでした!