今日はお昼から塗装ブースがにぎわっていました。
きくところによるとSNSなどで知り合った友人達でオフ会ということでした。3人とも模型に興味があってエアブラシで塗ってみたいけど、塗り方がわからないし、教えてくれる人もいない・・・とのこと。まさにメタルボックスの塗装スペースのコンセプトに一致です。
さっそく簡単に吹き方や洗浄の仕方をレクチャーしつつ、実際に塗りすすめていただきました。夕食の待ち合わせまでは約4時間ということでメタルボックスで言うところの「プラモの鉄人」さながらのハイペースっぷりでした。
HGACのウイングガンダムをオリジナルカラーで塗っておられます。ブラックがメインカラーなので色の隠蔽は良いのですが、パーツが多くてなかなか大変な雰囲気です。
こちらはハセガワさんのヴァンシップ。白はキットにデカールが付属しているものの、マスキングで塗ってみたいということで成型色に軽くグレーを吹き、乾燥後ホワイトを塗っていただきました。メカ部分は2色の金属色で塗り分けています。
2時間くらい経過したらテーブルは塗ったパーツや、調色した塗料などでてんやわんや状態。遠方から大阪に来られた方もいらっしゃって、話もはずみ、この急ぎめな塗装のライブ感も楽しんで頂いているようでしたので何よりです。
さすがにスミイレやデカール、細部塗装までは間に合いませんでしたが、3人とも初めてのエアブラシを楽しく体験できたようです。
組んだ状態の写真を撮らせていただきました。
HGBFのハイモックです。成型色に航空機のブルーを吹きつけ、ブルーグリーンに塗装されていました。メカ部分は黒鉄色です。
「色ムラは味、色ムラは味・・・」と唱えながらのおおらかな塗装ということもありましたが、沖縄の海の色がこんな感じだったと思うので水中迷彩みたいなグラデーションが良い雰囲気です。
HGACのウイングガンダムは完成するや「これマスターガンダムの色やけん!」というツッコミがはいっていました。真っ黒と緑がかったネイビー、差し色のレッドが確かにマスターガンダムです。
実際にガンダムビルドファイターズに出てきそうな「わるいウイングガンダム」がみごとに塗装で再現されていていいですね!レッドとイエローも少し落ち着いたカラーに変更したので、色馴染みも問題なさそうです。
ヴァンシップは接着しないといけないので今日は組みませんでしたが、軽くパーツを合わせたところを撮影させていただきました。焼鉄色の渋さとスーパーイタリアンレッドのメリハリがカッコいいです。マスキングもおおむね上手くいったようなのでスミいれと少々のリタッチできれいな完成品が生まれそうです。お三方、本当におつかれさまでした。
メタルボックスの2Fの製作スペースではエアブラシ塗装がはじめての方でも簡単に使い方をレクチャーいたします。エアブラシで塗りはじめたら「意外とカンタンだった」という声もききます。お気軽にご利用くださいませ。