メタルボックスで取り扱える電動工具が新たに増えましたのでご紹介します。
ファンテックさんのリューターです。正回転・逆回転はもちろんできて、トルクはダイヤルで無段階調整。おまけにビットをかみ込むチャックは金属製なので丈夫で長持ちしそうなアイテムです。
製作中のもので、こんなところに使うと便利ですよ的な加工をご紹介。
グフR35のスネ内側にくっついてるバーニアは装甲と一体成型になっていて、イマイチ立体感に欠けるのと塗装がしづらそうです。なのでこれを削り落としてみようと思います。
まずは余計なパーツを削ってしまわないようにマスキングテープで保護。リューターのビットを押し付けていきます。回転に逆らいつつも金属軸を曲げないように・・・。
リューターだけで大まかに削れました。ビットの入る範囲もあるのでこの部位はここまでです。
つづいてスジボリ堂のBMCタガネで底面スレスレまで削ります。
最後に紙ヤスリをかけて終了となります。あとはピンバイスで開口し、市販のバーニアノズルパーツを組み込めば立体感のあるパーツになると思います。
他にもリューターを使ってみました。
スパイクアーマーのフチを薄くしてみたり・・・
クツのバンダイエッジ(青いパーツの上端と下端にある小さな折れの部分です)を削り落としてみたり。リューターでなでていくだけなので簡単です。
円や曲面の削り加工に向いているのが特徴のひとつ。
バーニア接続基部の肉抜き穴をプラ板と瞬間接着剤で埋めます。
長細いビットを使用したリューターで円錐に沿ってなでてやれば、それほど難しくなく整形できました。
組み付けるとこんな感じです。どの加工もヤスリがあれば出来るのですが、タダでさえ面の多いガンプラを人間の手だけで整形していくのは大変です。電動工具などを使ってカンタンに楽しく制作するのもストレスフリーの模型のあり方かもしれませんね。
こちらのリューターは取り寄せ可能なアイテムなので、気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ。