先日遅ればせながら『リズと青い鳥』を観に行って参りました。今回はその感想を垂れ流していきたいと思います。なるべくネタバレは無いように、とは考えておりますが気にされる方は御遠慮下さい。
そもそも公開当時はそこまで行くつもりはなかったのですが、ネットや周囲の感想に押されるというか圧される形で行くことに。思い切りミーハー根性両手装備ですね。公開から一ヶ月ほどが経過した作品なので正直ギリギリのタイミングだったのではないでしょうか。
ちなみに観に行った時の特典がこちら。裏表印刷のイラストカードですね。映画をイメージしている青い袋に封入されていて何とも雰囲気抜群でした。きらきらと輝く色紙って何だか幻想的なんですよね。子供の時に折り紙の中に入っていた金と銀の紙をなかなか使えないのに似ている気がしませんかね。そうでもないですかね、はい。
さて本題の感想ですが、端的に述べるならば、無茶苦茶良かったです。いきなり語彙力を道端に落っことしたような感想になってしまいましたが、正直なところ一番最初に感じた気持ちでした。
まず何より演出が素晴らしかったです。足先や髪の動き、それから表情の変化や主張し過ぎないBGMなど、特に大きな変化や派手な演出は無いのですが、むしろそれがこの映画の雰囲気を際立たせているような気がしました。
リズという物語の少女と青い鳥と、登場人物である二人の少女との対比や心情の機微を描いています。というかむしろそれが殆どです。それだけといえばそれだけなのですが、それがまた良かったです。あまり言うとネタバレになってしまいそうなので言えないのが残念ですが。
そして一番の盛り上がりである演奏シーンは本当に圧巻でした。その圧倒的な迫力と素晴らしさに思わず涙が出たくらいです。本当に冗談抜きで泣いてしまいました。演奏で気持ちを表現するというのはこういうことか、と観ながらに感じました。あと個人的にみぞれちゃんの「……ふぐ」が大好きでした。
映画が終わった後は放心状態でしたが、ふらふらとしながらも何とかパンフレットだけは購入して帰宅しました。もう一度観に行きたいし、何ならBDを予約しようと感じる作品でした。もし御興味のある方は公開終了しない内に是非劇場で御覧下さい。
尚、この作品は『響け! ユーフィニアム』という作品の派生作品となっております。この映画単体でも勿論楽しめますが、もし興味のある方はそちらも是非網羅してから映画を観に行かれてはどうでしょうか。
また、当店では『響け! ユーフォニアム』をはじめとする作品を取り扱っている京アニコーナーを展開しております。もし宜しければ是非お立ち寄り下さいませ!(在庫等の確認はお気軽にお問い合わせ下さい)