本日はお客様の完成品をご紹介します。
ライトフット様が制作して持ってきてくれたのはコトブキヤさんのプラモデル「MiG-21 バラライカ テオドール・エーベルバッハ機」です。アニメ「シュヴァルツェスマーケン」の主役メカをていねいに制作されています。
どれくらいていねいか、わかりやすく素組みと比較すると…
こんな感じです。素組みモデルはアイリスディーナ機を使用していますが、頭部のみの違いです。特徴的な迷彩もそうですが、全塗装すると見栄えが全然違いますね!肩アーマー後面のセンサーをアニメ設定通りに埋めたりと、細かいところも忠実に再現されています。
一番のこだわり部分はアニメ劇中にしばしば見られたC面の塗装です。劇中では肩や胸、ヒザや足首などにハイライト的に明るい色が配されていたのですが、それを再現するために直線、曲線ともにマスキングして白に近い色を吹き付けています。アニメを見ていたファンには「あーそうそう!」となるんではないでしょうか。
戦術機のアイデンティティー、跳躍ユニットもエンジン部分をクリアーカラーで重ね塗りして武装のブルー部分とともに全体的に落ち着いたカラーリングに対してアクセントになっています。各所にみられるオレンジ部分はブラックライトに反応して光るように塗装されています。
制作者様の了解のもと、アクションポーズもとってもらいました。
匍匐(ほふく)飛行。キットの可動範囲はもともとじゅうぶんに広いので無理なく再現できます。
逆噴射っぽい感じで。全身の迷彩塗装はキットのインストとアニメ劇中とではパターンが異なるようで、アニメ設定にあわせて塗装されています。武装のライフルはいったんフラットクリアーでコートした後、3000番のヤスリを軽くあてて、微妙なツヤを出しているのも芸コマです。
主人公テオドールが得意とするナイフアクションもカッコいいですね。全体に軽くウェザリングされているのも劇中で酷使される戦術機にはよく似合うと思います。
こちらのバラライカは2Fショーケースにて展示中です。戦術機の完成品も徐々に増えてきたのでぜひ現物をご覧いただければと思います。
ライトフット様、ありがとうございます!