TV放送に先がけてイベント上映をおこなうなど秋の話題作「ガンダムGのレコンギスタ」。
富野監督の久しぶりのガンダムということで期待が高まります。
そこで先行して展示用サンプルが届きましたのでご紹介します。
「Gレコ」のプラモ第一弾はもちろん主人公機のG-セルフ。トリコロールカラーやプロポーションはおおむねガンダムらしく見えますが、曲面主体の頭部・胸部・脚部が有機的な形状でこれまでのガンダムとは印象が異なります。
頭部はツインアイが大きく、ベビーフェイスにも見えます。またブレードアンテナがヘルメットから前方に突き出しているのも特徴的です。
00シリーズでもありましたがクリアーパーツが各所に配されているのも特徴のひとつです。未知のエネルギー「フォトン」の装甲を用いて建造されているらしく、物語のキーポイントになるかもしれません。
プラモ的にはおなじみのポリ製の首にカバーパーツが付属しているのが嬉しいです。模型誌ではプラ版で周りを囲ったり、パテで新造することもあったのでありがたい配慮です。
シールは他のHGよりは比較的多めに付属しています。クリアーの部分も一部シールで補うので統一感を出したいモデラーは塗装するほうがいいかもしれません。
オプションは大気圏用パックとビームサーベル2振り、ライフルにシールドとなっています。欲をいえば平手が欲しかったかな?
さっそく大気圏用パックを装備。
ブースターポッド基部で回転できるのと、翼が可動するので出撃前の駐機状態も再現可能です。
ポーズをいろいろとらせてみると・・・。
ヒジ・ヒザはHGシリーズのオールガンダムプロジェクトのフレームが部分的に流用されていて90度は曲がる仕様です。シールドも接続位置を2パターンから選択できるなど標準的なHGといえそうです。
ビームサーベルの刃は新規につくりおこされているので刀身が細く長いものになっています。肩はHGUCザクF2のように前方にせり出せる関節を採用しているので、力強いアクションポーズも可能です。
映像を見ていないからまだ何ともいえませんが、プラモデルの完成度は奇をてらったものではなく、堅実なつくりになっています。背中のミッションパックも複数種類あるようなのでそちらの立体化にも期待したいですね。
こちらのHGガンダムG-セルフは今週発売予定です。1Fショーケースにも展示していますのでご来店の際はぜひご覧ください。