本日はアルターさんの新商品、結城美柑の商品レビューです。
人気アニメ｢To LOVEる-とらぶる-ダークネス｣より主人公結城リトの妹である結城美柑がアルターさんから発売されました。1/7スケールの本体はファーつきの台座とPVC製のクッションに横たわった魅惑的なポージングでの立体化です。
ポーズがポーズなので角度は限定されてしまいますが、顔の造型はアニメよりも原作に近い雰囲気で柔らかめの表情が印象的です。
パイナップルみたいな髪のハネ具合の再現やパール塗装が美しい髪留め、少しくせっ毛の流れるロングヘアなども忠実に再現されています。
この商品のチャームポイントは各部の「すき間」ではないかと。タンクトップやショートパンツが軟質素材でできていて身体と衣服の構成が非常に魅力的です。
肩甲骨のあいだに見られる背中のすき間や･･･
腰骨の凹みが見えるすき間。
おへそから腹筋につづくタンクトップとのすき間に、
タンクトップならではのワキのすき間などなど･･･
出典がセクシー路線のラブコメディだけに、フィギュアにもそういう要素をふんだんに取り入れられていることがうかがえます。
無論、アルターさんならではの完成度の高さは圧倒的です。
美少女アニメだから小学生?中学生くらいのスタイルとは思えないことはさておき、どの角度からでも破綻はありません。
教えてください、アルターさん！
この柔らかそうな陰影の塗装！どうやって塗装しているんですか？ツヤもキッチリと消えているのに触ってみたらすっごくサラサラで。少女らしいぷにっとした造型が再現できているからこそ、塗装が最大限映えているのでしょうね。
脱帽です。
商品は寝そべったポージングですが、ひっくり返してもその魅力は健在。
低反発（？）クッションや衣服のグラデーション塗装も寝具っぽい質感がみごとにあらわれているように思えます。
グロスやメタリックなどの派手な塗装はなくとも、造型による空間構成と塗装による質感表現によって高い完成度を見せてくれましたアルターさんの結城美柑。昨日、店頭で売れて商品は完売ですが店内ショーケースには展示していますのでご来店の際はぜひご覧ください。