本日はお客様が1/144バイファムを完成させて、
見せに来てくれましたのでご紹介させていただきます。
もう、なんと言っていいやら・・・。本当にみごとなバイファムです。
いきさつをご説明しますと、
お客様がお店にバーニアやプラ板など市販パーツをよく買いに来てくださるので
制作物の写真を見せていただいたところ、スゴいバイファムの写真が!
当店の模型コンテストに間に合うように頑張っていただいていたのですが、
塗装のトラブルで惜しくも間に合わず。完成品が見たいとお願いしたところ
後日完成させて見せにきてくださった・・・という流れでした。
製作期間は約8ヶ月と長期にわたりますが、その甲斐がじゅうぶんに
あらわれているのは写真だけでも伝わるかと思います。
頭部ヘッドから胴体にかけてはキットの面影が残るものの、
面取りからエッジ出しまで突き詰めてシャープ化されている印象です。
たしか胴体はほぼプラ板からのスクラッチで制作されていたと思います。
腕部、胴部はワンパーツで成型されている部分の別パーツ化や、
市販プラモデルの関節部分を流用して可動モデルに仕上げておられます。
HGUCザクF2の関節が肩つけ根やモモ横ロールに組み込まれているのが
写真からでも見て取れます。
脚部はフレアーの広がっている方のパーツを2セット分使用して
マッシブな体型に改造されています。ふくらはぎのバーニアも
元キットからはだいぶ下寄りに配置され、スキマはフレームを自作。
設定のホワイトとは異なるグレーで塗装するなど別ユニット感が
工作と塗装の両面からキッチリ再現されています。
さらに背中のカバーをあけると設定通り合体搭乗メカポッドが
立体的に組み込まれています。着脱ギミックは盛り込んでいないそうですが
バイファムの特徴的な部位ですのでここの作りこみは嬉しいところ。
ビームガンはプラ材からの自作ということで工作精度の高さがうかがえます。
またハイキューパーツさんのデカールも効果的に差し色として使用されるなど
全体的なコーディネートにも脱帽です。
これほどの作品なかなかお目にかかることはできないので
ぜひ当店のショーケースに飾らせていただきたいとお願いしたところ、
MGシナンジュと交換でご友人にプレゼントするとのこと。
きっとバイファム好きのご友人も喜ばれることでしょう。
そして今は1/144のバンシィを製作中とのこと。
こちらも完成したらぜひ見せに来ていただければと思います!